インターネットをするのに光回線につなぐルーターとモデム。
ルーターとモデムが無造作に置かれているため、DIYで収納棚をつくりました。
隠す収納?見せる収納?
まずどう収納するか?
ボックスなどで、お洒落に隠す?
棚に設置する?
いろいろ考えた結果、ボックスなどで隠してしまうと通信環境に影響したり、機材からの放熱で熱の逃げ場がないと思い、収納棚に設置することにしました。
それに収納棚にしておけば後々隠したくなっても扉をつけて隠すこともできます。
設置場所の確認
なにをするにしても確認は大事!
ルーターとモデムの設置場所を確認して寸法や形をイメージします。
思った以上にケーブルがゴチャゴチャしているので、ケーブルの収納場所を棚に作る必要があります。
他にも収納棚を壁に沿って設置するため、コンセントに当たる部分の対策も必要です。
収納棚の作り方
主にルーターとモデムを載せるだけなので、今回は廃材を利用して、幅100mmの厚さ10mmであるヒノキ材で作っていきます。
各寸法ごとのカットと切り欠き加工
①と②は棚板
②はコンセントに当たる部分でケーブルも通せるように切り欠いています。
③はケーブルを隠すのに棚正面の下側に板をつけます。
④と⑤は側板
⑤もコンセントに当たる部分を切り欠きました。
正面板③と側板④⑤の組み立て
今回は重たい物を載せることがないため、ボンドと隠し釘を使いました。
最初に正面板③と側板④⑤を組み立てます。
接合部にボンドを塗り、正面板③と側板④⑤を組み立てます。
この時にコーナークランプがあると固定できるので持っておくと便利です。
次に隠し釘で固定します。
普通の釘と違い、釘の頭部分を飛ばすことができるため目立ちません。
3か所ほど隠し釘を打ち込み、樹脂に覆われた頭部分を打ち落とします。
このとおりビスや普通の釘に比べ目立ちません。
ただ頭部分を打ち落とす際に木材を叩いて傷をつけないように注意してください。
棚板②の取り付け
ボンドを接合部に塗ったら、正面板と棚板接合部はボンドのみの接合にしたいのでしっかり接着するまで固定します。
ボンドが乾くまで押さえつけておくわけにはいかないのでクイックバークランプを使います。
DIYではコーナークランプと同様に必ず持っておいた方が良いアイテムなので買い揃えておきましょう。
ボンドが乾き固定されたら隠し釘を打っていきます。
隠し釘で固定する前に棚板の水平を確認後、コーナークランプで仮固定して隠し釘で打っていきましょう。
あらかじめ側板に棚板の取付位置に線を引いておくと固定しやすいです。
棚板①の取り付け
ここでも同じように棚板の接合部にボンドを塗った後、線を引いた棚板の取付位置を合わせてバークランプで仮固定、隠し釘で固定します。
完成・設置
シンプルな作りですが、切り欠きも上手く出来ています。
あとは計算通り設置できるか…
計算通り設置できました。
ケーブル類も上手く収納できて隠すことができました。
まとめ
簡単な収納棚ですが、あれだけゴチャゴチャしていた機材達がスッキリ収納できました。
ルーターとモデムを隠したくなったらこの棚に扉をつけようと思います。
それでは皆さま、ご安全に。
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