DIY!素人感をなくす棚の作り方

DIYを始めた頃は棚を作る時は、同じ幅の天板・底板・側板をずれないように固定していましたが、ネットで情報を集めたり経験していく中でそれが必ずしも正解ではないことを知りました。

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木材の反り

無垢材を使用すれば木はやはり反ってきます。
集成材でも多少反ることがあるでしょう。

今まで私は棚を作る時、このように作っていました。

このように天板と側板を直角に固定すると、作った時は面が合った状態だったとしても、木が反った時に反った部分が目立つことになります。

そこで画像のように天板・底板より側板を中に入れて組み立てると角を丸くしても見た目が良く、木が多少反ってしまっても違和感がありません。
天板の角をトリマーで丸くすると更に見た目が良いです。

さらに例をあげると、天板の出幅が一番長く側板がその次、棚板が一番短く作ると素人感がなく作れます。

ただし扉をアウトセットで取り付ける場合など、作る作品によってそれぞれの出幅を調整する必要があるので、その都度一番良い組み方を考えます。

例えば上の図のように
・天板と底板…390mm
・側板と中立…385mm
・棚板…380mm
ここでは-5mmずつ幅を小さくしていますが、-5mm~-10mmでつくると素人感が抜けて見た目良く仕上がります。
しかし図のように扉をインセットで取り付ける場合は扉となる板の厚み分を差し引いた幅の棚板にする必要があります。

引き出しや扉をつける場合など、その都度アレンジが必要ですが、これを頭に入れて作れば仕上がりが全然違ってきます。

木材をカットする前は各寸法をよく確認して作業を行いましょう。

それでは皆さま、ご安全に。

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