大画面Androidナビ「ATOTO S8 PRO」取付・機能レビュー

お疲れ様です、ichiです。​

今回はAndroid次世代大画面ディスプレイオーディオ、ATOTOの「S8 PRO」をご紹介します。

なんと10.1インチの大画面で、機能多彩なハイテクオーディオです。

この記事では、オーディオの簡単な取付方法の解説と機能のご紹介をしていきます。

取付方法については、YouTubeの方で詳しく解説しているので気になる方は動画でご覧ください。

「S8 PRO」はこれまで感じたことがないほど、便利なオーディオです。

これまでいくつものカーナビやオーディオを使ってきましたが、このディスプレイオーディオは全く別物。

簡単に説明すると、タブレットがナビになった感じです。

まさに次世代オーディオというのにふさわしく、ナビの革命的存在です。

それでは詳しく紹介していきます。

この記事は、ATOTO様より製品を提供いただき執筆しています。

目次

ATOTO「S8 PRO」の特徴

Androidというだけあって、スマホやタブレットとほぼ同じ。

主な機能は、以下のとおり。

  • ワイヤレス&有線のCarPlayとAndroid Auto、スマホミラーリングリンクなどの基本機能
  • インターネットアクセス4種類:Wi-Fi、Bluetooth、USBテザリング、内蔵4Gセルラーモデムを介してインターネットにアクセス
  • 高速充電QC 3.0
  • Bluetooth によりハンズフリー・音楽・追加デバイスを接続
  • 走行速度補正ボリュームコントロール
  • 9種類あるEQモード、32の調整可能な周波数帯
  • 2秒未満の高速起動時間
  • タッチジェスチャーコントロール
  • 分割画面表示

かなりハイスペックなオーディオです。

純正カーナビだと7インチが一般的ですが、この「S8 PRO」は10.1インチ。

圧倒的な画面の大きさで、そのうえ画質も良い、文句のつけどころがありません。

ネット検索もできて、YouTubeやプライムビデオの視聴も可能。

これまではカーナビやカーオーディオが当然のように使われてきましたが、これからはこういったAndroidディスプレイオーディオが普通に使われていくのではないでしょうか。

ATOTO「S8 PRO」の取り付け

この「S8 PRO」は、カーナビやオーディオを取り付けたことがある方なら比較的簡単です。

作業する時は、養生やバッテリーのマイナス端子を外して行います。

準備するもの

S8 PROには本体以外に付属されているハーネスが数種類あります。

付属品
  • ディスプレイオーディオ本体
  • 電源ハーネス
  • USBケーブル
  • 4G LTEアンテナ
  • Wi-Fiアンテナ
  • 外部マイク
  • GPSアンテナ
  • ブラケット
  • フレームアダプター
  • 画面保護フィルム
  • 説明書

しかし、これだけでは取り付けることができません。

社外品を取り付けるには、別途必要なものがあります。

それが、このオーディオハーネス。

純正から社外に変更する際に、この車種別につくられたカプラー付きのハーネスが必要になります。

画像にあるのはオーディオと同じATOTO製のオーディオハーネスで、スズキ車用のものになります。

ですが、このハーネスが実は私のエブリイには適合しませんでした。

2022年4月以降のエブリイに設定されたディスプレイオーディオ付車は、20Pから24Pカプラーに変更されています。

それ以前のエブリイであれば画像の20Pカプラーで接続できますが、私のエブリイは24Pカプラーになります。

これは下調べ不足、…というか予想外でした。

それからスズキ車対応の24Pカプラーのものを探してみると、なかなか見つからない。

ようやく見つけることができましたが、私が調べたかぎり対応するのは2つだけ。

ネットで調べてみると、このワントップ製を使っている方ばかりだったので私も購入しようとしましたが、どこも品切れ状態。

途方に暮れていた時にカナック企画というメーカーの「KK-S82P」が適合しそうでしたが、ネットで検索しても情報が出てきませんでした。

そこで直接、カナック企画に確認してみることに。

その内容がこちら。

私の予想通り、ハーネスについてはエブリイDA17Vに「KK-S82P」で適合するとのことでした。

なので、オーディオハーネスはこちらを購入しました。

ついでに、他の変換ケーブルを購入。

これは社外ナビ・オーディオに交換しても、元々ついている純正バックカメラをそのまま使うことができる変換アダプターです。

ATOTOからもリアカメラが販売されていますが、私は純正のリアカメラを利用したかったのでこちらを購入。

このリアカメラ変換アダプターもオーディオハーネスと同じで、ディスプレイオーディオ付車になるとカプラー形状が異なるので注意してください。

ホンダ ラジオ変換 マツダ ラジオ変換 スズキ コネクター ナビ 市販ナビ 社外ナビ 取付 取り付け ナビ配線 ラジオ アンテナ 純正 標準ラジオアンテナブラグ 変換 2065 同等品 HONDA SUZUKI mazda JASO カーオーディオ

それと、ラジオ変換ケーブル「Gn606」も購入しました。

ラジオアンテナを純正のまま利用するための変換ケーブルです。

これで全て揃ったので、交換作業していきます。

バッテリーのマイナス端子を抜く

基本的なことですが、電気関係の作業をする時は必ずバッテリーのマイナス端子を抜いておきます。

こうすることで作業中のショート防止になるので、絶対にやっておきましょう。

ただし、配線の接続ミスによるショートは防げないのでお間違えのないように。

パネル・オーディオの取り外し

オーディオの交換をするには、まずパネルを外さないといけません。

エブリイDA17は、簡単に外すことができます。

ツメでとまっているだけなので、引っこ抜けば外れます。

パネルにはハザードスイッチの配線がつながっているので注意。

最初は固いので、ちょっと苦労するかも…

私は忘れていましたが、オーディオ周辺に養生しておくとキズをつける心配がありません。

オーディオ本体は4つのネジで固定されているだけなので、全てのネジを取ります。

あとはオーディオ裏につながっている配線のカプラーを全て外して、オーディオを取り出します。

ポッカリ穴があいています。

これでオーディオの取り外しができました。

各種ハーネスの取り付け

それではS8 PRoを車に取り付ける前に、配線の接続をさきに済ませておきます。

取り付け方法についてはYouTubeの方で詳しく紹介しているので、気になる方は動画でご覧ください。

これまでこういった作業をしたことがある方は、説明書を参考に接続していくと出来ると思います。

注意点

カメラ接続アダプター「RCA004H」の補足を見てみると、車種によって灰線をカットすることになっています。

調べてみると私のエブリイも該当していたので、灰線をカットしておきました。

「RCA004H」を使う場合は、ご自分の車種で調べてみてください。

全てのハーネスが接続できました。

昔ナビを取り付けたことがありますが、それに比べると簡単だった気がします。

元々ついていたオーディオからブラケットを取り外して、S8 PROに付け替えます。

アース線は、ブラケットのネジに固定しておきました。

「ATOTO S8 PRO」を車に取り付ける

それではいよいよ、本体を車に取り付けていきましょう。

取り付けについても詳しくはYouTubeで紹介しているので、ここでは簡単に紹介します。

さきに「4GLTEアンテナ・Wi-Fiアンテナ・USB延長ケーブル・GPSアンテナ」を、ダッシュボード内を通して希望する場所に出しておきます。

4GLTEアンテナ・Wi-Fiアンテナは、グローブボックス内に。

USB延長ケーブルは、ダッシュボード下側。

GPSアンテナは、メーター裏に隠しました。

次にモニターを外したオーディオ本体を車体側の各種ケーブルと接続して、4つのネジで固定します。

次に、モニターを先に付けてしまうとパネルを装着することができないので、パネルから取り付けます。

あとは説明書通りにモニターを固定したら、取り付け完了です。

取り付けた後に動作に問題がある可能性があるので、最初はオーディオ本体とモニターを仮固定して確認しておくことをお勧めします。

最後に、正常に動作するか確認します。

バックカメラも異常なし。

シフトをバックに入れたと同時に、ちゃんと映りました。

なにか異常があった場合は、配線の接続ミスや、接続したつもりでも緩んで接続されていなかったりすることがあるのでよく確認してみてください。

「ATOTO S8 PRO」機能紹介

まずはタッチパネルの感度。

かなり良い感じで、スイスイ動き違和感がありません。

本体下にはボタンが配備してあり、電源や音量調整などの基本的な操作が可能。

電源ボタンは押すことでミュートにすることができ、長押しするとシャットダウンできます。

画面の左上には、画面を戻したり終了したり、明るさ調整もできるスイッチがあり

バックグラウンドアプリを開けば、アプリを一つずつ消したり、まとめて消したりすることもできます。

このオーディオは、Wi-Fiやテザリングでネットに繋ぐことも可能です。

格安SIMやポケットWi-Fiなどがあればネットを使うことができますが、私はどちらも持っていないのでスマホのテザリングで使う予定です。

YouTubeが観れたり

プライムビデオが観れたりなど、

SpotifyやApple Musicなどの音楽アプリも使うことができます。

画質もなかなか良き

私の場合は、音楽はあまり聴かないのでYouTubeやプライムビデオで使うことが多そうです。
(もちろん運転中は観ないように気をつけます)

さらにネット検索もできます。

スマホやタブレットと変わらず、慣れた操作で見ることができます。

大画面なのでスマホというより、タブレットに近いですかね。

ちなみに、YouTubeもネット検索も外部マイクで検索可能です。

イコライザーとオーディオ設定も細かく変更できます。

イコライザーはフロント・リアで16帯ずつ設定可能、EQ調整も9つモードがあり自分好みにカスタムすることもできます。

他にも、周波数帯域・時間補正・周波数範囲などの設定もあります。

ここまで詳細に設定できるとは、かなり高機能なオーディオデッキですね。

速度連動音量ボリューム制御もあって、走行速度に応じて自動調整、路面状態や風の騒音に対応してくれます。

これは最近では普通に備わっている機能ですかね?

私の車では使えませんが、ステアリングオーディオスイッチがあるといろいろな機能が設定できるようです。

これもスマホに近い機能ですが、タッチパネル上部から下にスライドすると、ドロップダウンメニューが現れます。

各メニューを、ショートカットで呼び出すことが出来ます。

もちろんナビ機能も使えます。

私はGoogleマップを使っていますが、他のナビアプリも使用可能。

地図を小さくすることも
大きくすることも可能

スマホで使うアプリと同じなのでミラーリングで映さなくても、ネット環境さえあればオーディオだけで使うことができます。

どちらにしろスマホで使い慣れているので、扱いやすいですね。

Bluetoothを使えば、スマホを経由してオーディオで音楽を聴くこともできます。

これが一番驚きましたが、画面分割もできたりします。

パソコンでは画面分割して作業したりしますが、まさか車のオーディオにもこういった機能がつくとは驚きです。

ナビを使っている時に検索したりと、けっこう便利に使えるかもしれません。

まとめ

「ATOTO S8 PRO」いかがでしたか?

Androidナビは私も初めて使いましたが、高性能で正直ビックリしました。

10.1インチの大画面で見やすく操作もしやすい。

これからは、こういったオーディオが流行ってくるのではないでしょうか。

興味のある方は、ぜひ購入を検討してみてください。

それでは皆さま、ご安全に。

今回紹介したもの

ここをクリックすると見れます!
よかったらシェアしてくださいね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次