簡単DIY【木製コーヒードリッパースタンドの作り方】

お疲れ様です、ichiです。​

コーヒーが好きな私ですが、これまでインスタントコーヒーを飲んでいました。

最近になって家でも美味しいコーヒーを飲みたいと思い、ドリップコーヒーにしようと必要なモノをいろいろ購入したんです。

ただこれを置いておくだけだと、見た目の印象も悪く、整理もできません。

そこでせっかくなので、コーヒードリップスタンドを自作してみることに。

スタンドはべつになくても困らないんですが、やっぱりあった方がおしゃれ。

さらに我が家には炭酸水メーカーもあるのですが、普段はこのようにカウンターに置いて使っています。

しかし、このままでは邪魔者扱い。

そんなわけで、棚としても使えるドリップスタンドを作ってみました。

コーヒー関連の製品や炭酸水メーカーは、最後に商品リンクを貼っているので、気になる方は参考にどうぞ!

YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。

目次

材料

材料は、アカシア集成材。

最近、アカシア材ばかり使っている気がする…

それと、家で余っていた厚さ3mmのベニヤ板。

これを使って作っていきます。

コーヒードリッパースタンドの作り方

それでは、作り方を紹介していきます。

各材料のカット

今回つくるコーヒードリッパースタンドは、2段の棚でつくっていきます。

棚板が2つ、側板は3つ必要です。

後ほど加工していきますが、まずは直線で各サイズにカットします。

コーヒードリッパーを置く棚板の制作

まずは、コーヒードリッパーを置く棚板部分から作っていきます。

今回つくるスタンドは2段式なので、上段部分になります。

コーヒードリッパーは、土台と抽出部分の穴まわりでサイズが違います。

抽出部分の穴をあけるだけでもいいんですが、置く位置を固定した方が使いやすいので、土台用の穴もあけていきます。

最初に、アカシア集成材を材料に土台用の穴あけから。

土台部分は直径が約100mmだったので、ちょっと大きめに120mmで穴をあけました。

次に3mm厚のベニヤ板を材料に、抽出部分の穴あけです。

土台の穴より小さくするので、100mmで穴をあけました。

ベニヤ板のサイズは、土台用の棚板に合わせてカットしています。

裏から見た状態

2つを組み合わせると、このように段差ができます。

抽出部分のみ、穴から出ている仕様です。

2つの材料を組み合わせるために、ボンドを全体的につけて

2つの材料を重ねます。

あとはボンドで接着されるまで、クランプで固定して放置。

接着されたら、コーヒードリッパーを置く土台の完成です。

側板の曲線加工

側板はそのまま使うと普通すぎるので、曲線加工することにしました。

コンパスを使って、曲線を墨付けして

いつもはジグソーを使っていますが、今回は糸鋸盤で曲線をカット。

小物の曲線加工は、やっぱり糸鋸盤の方が容易です。

こんな感じに、中心をくり抜きました。

ちなみに捨てるのも勿体ないので、くり抜いた端材は側板として使うことにしました。

各材料の面取り

面取りはトリマーで行いますが、材料が小さいので自作のトリマーテーブルを使うことにします。

トリマーテーブルについて気になる方は、こちらの記事もよかったらチェックしてみてください。

簡単につくれるので、トリマーを持っている方にはおすすめです。

ボーズ面ビットをセットして、各材料を面取りしていきます。

トリマーを手に持って作業するより、こっちの方が全然ラクで簡単です。

各材料の研磨

最後にサンダーで、研磨していきます。

塗装もよく馴染むので、研磨はしておいた方が無難です。

組み立て

全ての下処理が終わったので、いよいよ組み立て作業です。

見えない部分はビスで固定していきますが、見える部分は目立たないピンタッカーとボンドで組み立てます。

ピンタッカーはビスを使いたくない時に大活躍するので、おすすめの電動工具です。

興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。

まずは、側板と下段の棚板の固定から。

ここは見えない部分なので、ビスで固定していきます。

棚板側(下段)から皿取錐で下穴をあけて、ビスで固定します。

皿取錐を知らない方は、こちらの記事で紹介しているのでチェックしてみてください。

側板のくり抜きで出た端材も、棚板側(下段)からビスで固定。

上段の棚板は見える部分なので、ピンネイルで固定します。

まずは、接着面にボンドをつけて

棚板側(上段)から、ピンタッカーで固定します。

当初はカウンターにこの棚を置く予定でしたが、ここで急に壁掛けにしたくなったので少し予定変更。

壁に向かってビスで固定できるように、背板となる材料を追加しました。

最後に、このままではコーヒーサーバーの置く位置が分かりにくいので、置き場を明確にしておきます。

ゴム板を丸く切り取りとって

コーヒーサーバーを置く位置に、両面テープで貼り付けます。

これでこの位置に置けば、コーヒードリッパーに対して真下の位置になります。

蜜蝋ワックスで塗装

仕上げに蜜蝋ワックスで塗装します。

やっぱりアカシア材には、蜜蝋ワックスが最適。

特殊な色合いがさらに際立ってくれます。

壁にビスで固定する

組み立てが終わったので、あとは設置場所の壁に固定します。

壁掛け用に追加した背板から、ビスで壁に固定します。

グラつく場合は、棚受け金具などで固定した方がいいかもしれません。

ちなみに我が家では、カウンター前の壁にOSB合板をつけたのでそのままビスで固定できました。

普通は壁紙が貼ってあるだけなので、下地を探してビスで固定するか、大きい穴をあけたくない場合は壁掛けできるパーツを使うと可能です。

穴が目立たない壁掛け用パーツは、例えばこういった商品。

私もこれまで何度も使ってきましたが、最大70kgまで耐えられるのでおすすめです。

壁に穴をあけたくないけど棚を設置したい、そんな方はぜひお試しを。

コーヒードリッパースタンドの完成

OSB合板にもアカシア材が似合っていて、大満足な仕上がり。

壁掛けにしたことで、置き場の収納もバッチリです。

ただ欠点があって、ドリッパーとサーバーの距離が離れすぎているので、抽出している際に跳ねてしまう…

これは何か土台をつくって追加する予定です。

何はともあれ、これで収納できる棚ができました。

他にも困ったことがあれば、また作り直せるのもDIYのメリット。

その都度、対策していこうと思います。

コーヒー好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。

それでは皆さま、ご安全に。

今回使ったもの

ここをクリックすると見れます!
FACIACC コーヒードリッパー
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