お疲れ様です、ichiです。
前回はETCの選び方を解説しましたが、今回はETCの取付方法を解説していきます。
前回の記事はこちら。
多くの方は、納車の時からすでに装着されていると思いますが、私の場合は純正オプションで購入するより自分で購入した方が安いのでディーラーでは購入しませんでした。
そこで今回、ネット通販でETC車載器を購入して、自分で取り付けることにしました。
購入したETC車載器は、パナソニック製の「CY-ET926D」。
アンテナや本体を、スマートに取り付ける方法を解説します。
さらに、セットアップや実際に高速道路で使う様子も紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。
用意するもの
まず、取り付けに必要なものを準備しましょう。
- ETC車載器「CY-ET926D」
- エブリイ専用アタッチメント
- 内張り剥がし(作業がしやすくなる工具)
- 配線ガイド
取り付けに必要な材料(結束バンドや両面テープ)は、全てETC車載器に付属されています。
道具として、内張剥がしや配線ガイド、電気の状況を確認するテスターもあると便利かもしれません。
取り付け手順
アンテナの取り付け
ETCのアンテナは、フロントガラス上部中央が推奨されています。
しかし、私のエブリイにはデュアルカメラがあるのでその左右に設置するとなると、かなり視界の邪魔になりそうです。
そこで、今回はメーター裏に隠して取り付けることにしました。
メーター裏は推奨された取付場所ではないので、正常にアンテナが反応するかは不明なので、設置後に実際に高速を走って確認します。
アンテナ設置のために、メーターフードを取り外します。
ここは手前に引っ張れば、簡単に取ることが出来ます。
アンテナの設置位置は、メーター左上の凹んだ箇所に決定。
接着力を向上させるために、油分や汚れを取り除き、両面テープでアンテナを貼り付けます。
設置位置の注意点として、アンテナの角度が20°〜60°になる場所にしないといけません。
今回設置する場所は、スマホのアプリで測定してみると「33°」だったので問題なし。
アンテナから車載器本体までの配線を、内装の隙間を通して引き回していきます。
配線ガイドを使うと、狭い箇所でも簡単に配線を通すことができます。
ETC車載器本体は、ステアリング右下にアタッチメントを使って設置するので、元々の内張パーツは外しておきます。
ETC車載器の位置まで配線を通したら、アンテナの準備は完了。
配線は長く余ってしまうので、結束バンドなどで束ねて収納しておきます。
電源ケーブルの引き回し
ACC電源のヒューズを、電源取り出しのためにヒューズ電源と差し替えます。
エブリイ(DA17型)のヒューズボックスは、グローブボックスを外した中にあります。
ETC車載器に付属してある電源ケーブルを、ヒューズボックスの箇所まで通していきます。
ここでも配線ガイドがあると、引き回しが簡単です。
電源ケーブルのプラス線を、ヒューズ電源とつなぎます。
どちらも配線先にギボシがついているので、簡単につなげることができます。
電源ケーブルのクワ型端子がついたアース線を、車体の金属部に固定します。
今回は、グローブボックスの奥にあるネジを利用して固定しました。
ETC車載器に電源ケーブルをつなげて、正常に電源が入るか確認します。
セットアップされていない状態であった場合はエラーとなりますが、ここでは電気が通っていれば成功です。
アンテナ線もこの時にETC車載器につなげておきます。
(アンテナは、実際に高速のゲートを通ってみないと確認できませんが…)
車載器本体の取り付け
付属の両面テープを使って、電源ケーブルとアンテナ線をつなげたETC車載器を、アタッチメントに貼り付けます。
ETC車載器の前側を、アタッチメントの端に合わせて貼り付けるのがポイント。
ETC車載器を貼り付けたアタッチメントを、車体に取り付けます。
取り付け後に、本体が動かないか確認します。
ETC車載器を取り付けたら、もう一度動作確認します。
最後に、メーターフードとグローブボックスを取り付けて作業完了です。
セットアップ方法
今回購入したETC車載器は、セットアップがされていない状態。
セットアップとは、ETC車載器に車両情報などを登録する作業です。
セットアップは個人ではできない作業なので、地元のオートバックスに依頼することにしました。
(カーディーラーやカー用品店、自動車整備工場などでも対応可能)
セットアップに必要なものはこちら。
- ETC車載器本体
- 車載器情報(管理番号や登録番号など)
- 車検証
- 免許証
セットアップ込みのETC車載器もネット通販で販売されていますが、車検証の情報や個人情報を送る手間やリスクを考えると、自分でお店に持ち込んだ方が良い気がします。
セットアップにかかる時間は、およそ15分ほど。
混雑していなければ、思ったより早く終わります。
高速道路で走行テスト
ETC車載器の取り付け・セットアップが終わり、これでETCを利用して高速道路を通れる状態になりました。
メーター裏にアンテナを仕込んだ状態で、本当に通れるのかテストをする必要があります。
セットアップができた流れで、そのまま高速道路を走ってみることにしました。
結果は、無事に通過完了。
何の問題もなくゲートが開き、取り付けは成功です。
まとめ
今回は、エブリイにETC車載器「CY-ET926D」を取り付ける手順を紹介しました。
ポイントは以下の通り。
- アンテナはメーター周りに隠して設置
- 車載器本体は専用アタッチメントを使用してスッキリ取り付け
- セットアップはオートバックスで依頼
- 高速道路で動作確認を行う
これで今後は遠出をする際に、快適に高速道路を利用することができるようになりました。
ETCの取り付けは簡単なので、ぜひ体験してみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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