近年、注目されている『DIY』。
DIYを始めたいけど道具はなにから揃えたらいいか分からない方もおられるかと思います。
DIYといってもジャンルでいえばいろいろあります。
- 木工の小物や家具作り
- リフォームやリノベーション
- 100均リメイク
それぞれの作業によって使う道具や工具も変わってきますが、共通な物もあります。
電動工具は次の記事でご紹介するとして、今回の記事では全てにおいて基本となる道具をご紹介していこうと思います。
初心者で「これを最初に揃えておくと困らなくて便利!」というのをお話していくので、ぜひ参考にしてみてください。
木工DIYを始める初心者さんにおすすめの工具たち11選!
メジャー
リフォームやリノベーションで部屋の各寸法を測る時など、長い寸法を測りたい時には必ず使いますよね。
ロック機能、出したスケールを巻き取る、先端のツメで引っ掛ける、さらにはコンパクト。
こんなに便利な道具はありません。
リフォームなどで使う場合は長めのメジャーを買っておいた方がいいです。
お勧めはタジマのコンベックス。
このメジャーは、長く伸ばしても折れ曲がらないので、使い勝手が良いです。
レーザー距離計
こちらはレーザーが届く範囲であれば、一瞬で測定できる優れモノ!
私はボッシュのレーザー距離計を使っていますが、誤差は1.5mm前後で超優秀。
こちらの記事で詳しくご紹介しているので、よければ参考にしてください。
メジャーでは、ある程度の長さは測れますが限界がありますし、測っている最中に引っ掛けていたツメが外れるなどして「あぁぁぁぁッ!!!!」ってなった方もおられるのでは?
このレーザー距離計なら一人でもボタン一つで楽々測れますし、コンパクトサイズで持ち歩くのにも困りません。
ぜひ持っておいてほしいアイテムです。
ツーバイフォー定規
2×4材を使うのであれば、かなり便利です。
定規には適した位置に穴があけてあるので、定規の穴を利用して印をつけていくと、均等なビス打ちができます。
直線をひくのも簡単です。
DIYを始めたばかりの頃は、2×4材を使うことが多いと思うので、持っておくと便利です。
さしがね
正確な直角線をひくのに便利です。
お勧めのさしがねは、こちら。
長さもあって便利で、そこそこ厚いので強度があると思います。
少しでも安く買いたいならこちらもお勧めです。
スコヤ
完全な90度になっているので直角な墨付け、直角の確認ができます。
さしがねと違い、幅のある台がついていることに出来ることもさまざま。
- 床に垂直に立て、直角を確認ができる。
- 台の部分を木材にあて、直角に墨付けができる。
- 同じく台の部分を木材の端にあて、正確な長さを測ることができる。
- 丸のこの刃などの直角を確認できる。
- トリマーのビットの出幅を確認できる。
かなり重宝するので必ず買っておきましょう。
直尺
直線を引いたり、長さを調べるための定規です。
1mあると収納や使い勝手もちょうどいいです。
これも最初から1つ持っておくと便利です。
水平器
壁に棚や額縁をつける時など、水平の確認をするのに必要な道具です。
私が持っているのは小さいですが、水平器は長い方が測りやすいです。
収納には困りますが、長い方が安定して測れます。
それとマグネット付きであると何かと便利ですので、マグネットが付いているものを選びましょう。
ドライバーセット
DIYに限らず、持っておくと便利です。
単品で買い揃えるより、セット品で買っておくとまとめて収納できるので便利です。
私はプラス・マイナス、精密ドライバーなどのセット品を買いましたが、重宝しています。
カナヅチ(ハンマー)
主にクギを打ち込むことに使いますが、ノミを使う時にも必要です。
他にも使い道はあるので持っておいて損はしません。
リフォームやリノベーションをする方であれば、クギ抜きがついたカナヅチがいいと思います。
木工ボンド
これはもう必須ですね。
ボンドといってもいろいろあります。
人気なのは、このあたりではないでしょうか。
ボンドがあれば強力な固定ができますし、作るものによっては、ビスや釘を使わずに接着することもあります。
クランプ
クランプにも様々な種類があります。
- C型クランプ
- F型クランプ
- クイックバークランプ
- スプリングクランプ
- コーナークランプ
- ベルトクランプ
- ハタガネ
他にもまだまだありますが、木工DIYで使うのは今挙げたクランプを使うことが多いと思います。
個人的にとくに使用頻度が高いのは、この3種類。
箱型をつくる時に便利なコーナークランプ
ボンドで接着する時や、固定時に使うクイックバークランプ
手軽に板同士を固定するスプリングクランプ
このクランプがあれば、ほとんど困りません。
のこぎり
なんだかんだで良く使う手ノコです。
のこぎりも種類が多いですが、私が最初に買ったのは折り畳み式のタイプです。
コンパクトに収納でき、取り出すのも楽です。
ほかにはアサリのないタイプ。
この手ノコであれば切断面がキレイで、埋木などをする時によく使います。
サンドペーパー
木材をカットした箇所を、サンドペーパー(紙ヤスリ)で整えのに必要です。
電動工具のサンダーで研磨することが多いですが、手作業で地道に削っていくこともあります。
高いものではないので、複数の番手を揃えておくと良いです。
かんな(鉋)
DIYを始めたばかりでは使うことがないと思いますが、いずれ買った方が良いと思います。
平面にしたい時や、角を丸くしたい時に意外に役に立ちます。
大工さんのような使い方は無理かもしれませんが、ちょっとしたことで使えます。
カンナは刃のメンテナンスが必要ですが、替刃式のカンナであれば交換するだけなので、替刃式を選ぶと良いです。
ノミ
ノミは、木材に四角い穴を作ったり、寸法を微調整する欠かせない道具です。
DIYを続けているとノミでしか出来ない作業もあったりします。
一番最初に買うノミはセット品でも十分だと思いますので、まずは使ってみるのがいいと思います。
まとめ
これからDIYを始めていくという方は、
「電動工具だけじゃなくて、道具だけでもこんなにお金かかるの!?」
と思うかもしれませんが、最初から買い揃える必要はありません。
必要になった時に必要な道具を買って揃えていけば、一度の負担も少なく済みます。
DIYでは電動工具ばかり注目されがちですが、こういった手作業で使う道具も使っているうちに愛着が持てます。
今回ご紹介した道具は、持っていれば作業性や作品のクオリティも上がるので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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