国内TOPメーカーといわれる、マキタとハイコーキ。
これから本格的に電動工具を揃えていくのであれば、1つのメーカーに絞る方がいいんですが、両メーカーとも優劣をつけるのが難しく、電動工具を揃えていく時にどちらを買うか迷う方も多いのではないでしょうか?
私はマキタで揃えていますが、最初に購入したインパクトとドリルドライバーの時に、マキタにするかハイコーキにするか悩みました。
今回の記事では、マキタとハイコーキの比較をしてみたいと思います。
- マキタ・ハイコーキの特長
- マキタ・ハイコーキの選び方
- マキタ・ハイコーキの違い
電動工具を1つのメーカーに絞る理由
まず最初に、「なぜメーカーを絞った方がいいのか」をお話します。
電動工具は100V電源のコード付きと、バッテリーを使うコードレスがあります。
作業で使う上で便利なのが、やはりコードレスタイプの電動工具です。
特にリフォームなどをしている方だと、コード付き電動工具を使っての作業はコードがあることによって、不便でしかありません。
そこでコードレスタイプになるとバッテリーを使用するわけですが、当然のことながらメーカーが違うとバッテリーに互換性はありません。
そのため1つのメーカーに絞り、共通のバッテリーを使いまわすことによって、さまざまな電動工具を使うのに便利になるわけです。
マキタとハイコーキの比較
マキタ(makita)の長所
一番の長所は、電動工具の種類が豊富ということです。
私が使っている18Vバッテリー1つで、2022年7月現在で356モデル対応できます。
DIYや職人さんが使う電動工具に限らず、園芸やアウトドアで使える製品が多いのが理由の一つですね。
他にも、アフターサポートが優れていること。
マキタは全国にある営業所の拠点が多く、直接営業所に持ち込むことができるので故障した時にも困りません。
ハイコーキ(HIKOKI)の長所
ハイコーキの長所は、マルチボルトバッテリーがあることです。
マルチボルトバッテリーは簡単にご説明すると、36Vと18Vの電動工具が共有できます。
つまり、すでに18Vのインパクトを持っていて新しく36Vの丸ノコを購入しても、マルチボルトバッテリーであれば両方使えるということですね。
マキタにも40Vと18Vがありますが共有はできないので、ハイコーキならではの特徴となります。
マキタとハイコーキ、性能的にはどちらが優れてる?
ハッキリ言って、性能の違いはないと思います。
トップメーカーなだけあって、両メーカーとも素晴らしい性能で優劣がつけられません。
私の友人がハイコーキを使っていますが、実際に使ってみても差は感じられませんでした。
しかし評判でいえば、プロ向け電動工具に力を入れているハイコーキの方が、精度を求める電動工具では優れていると言われています。
そのため、丸ノコやスライド丸ノコの精度を少しでもこだわりたい方は、ハイコーキを選ぶ方がいいかもしれません。
ですが、マキタの精度が劣っているわけではないので、一概にハイコーキが良いとは言えません。
そのあたりをどう考えるかは、購入する人次第ということですね。
マキタとハイコーキどちらが安い?
両メーカーとも他社に比べて高価ではありますが、どちらかと言うとハイコーキの方が安い傾向にあります。
さらにマルチボルトバッテリーを考えると、ハイコーキの方がコスパが良いとも言えます。
私がマキタを選んだ理由
私が悩んだ結果マキタを選択した理由は、ハイコーキにはなくマキタにしかない電動工具があったからです。
それがこのジョイントカッター。
ビスケットと言われる接合材を利用して、木材同士のはぎ合わせができる電動工具です。
詳しくはこちらの記事でご紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
国内メーカーではマキタしかなく、これが私のマキタを選ぶ決め手となりました。
ジョイントカッターがあれば、幅の広い材をつくることができ、ビスを使わず木材を接合できるのでお勧めです。
マキタとハイコーキの選ぶ基準
私が思う選ぶ際の基準は、以下のとおり。
他にも細かい違いを挙げればいろいろありますが、この違いで考えてみてはどうかなと思います。
マキタはいろいろなジャンルで使いたい人に向いており、ハイコーキは特定の作業に使いたい人向きです。
個人的なイメージ言えば、
- マキタは安定感
- ハイコーキはハイテク
車で言えば、マキタは「ハイエース」でハイコーキは「アルファード」みたいな…
(余計に分かりにくい?)
それらを考えても決められない場合は、外見の好みで選ぶのもいいと思います。
まとめ
今回はマキタとハイコーキの比較をテーマにお話しました。
やはり電動工具といえば、マキタとハイコーキは憧れますよね。
私もできれば両メーカー揃えたいですが、お金がいくらあっても足りません。
憧れていたという理由で選ぶ方もいれば、価格で選ぶ方もいて、性能で決める方もいます。
選ぶ基準は人それぞれですが、購入した後のことも考えて自分にとって一番良いメーカーを選ぶようにしましょう。
それでは皆さま、ご安全に。
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