お疲れ様です、ichiです。
木工をしていると、大量の木屑と粉塵が出てしまい掃除が大変です。
それをラクにしてくれるのが集塵機ですが、今回新たに購入してみました。
HAIGEの「HG-RL195-W200-20」という集塵機です。
これまで使っていた集塵機は、自宅の中の狭い部屋で使うとなるとちょっと不便に思うことが…
結果的に買って大正解でしたので、これから集塵機を購入しようと思っている方は参考にしてみてください。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。
集塵機を買い替えた理由
これまで使っていた集塵機も吸引力があり、十分に使えていたんですが、問題なのがコンセントにさすコード。
安価でコスパがいい集塵機ですが、作業場所を自宅の部屋に移して狭い場所での作業になり、コードが邪魔になることが多々ありました。
電動工具も充電式で揃えているので、よく移動する集塵機もコードレスにしたかったのが理由です。
以前の集塵機については、こちらの記事をチェックしてみてください。
HAIGE 「HG-RL195-W200-20」ご紹介
今回購入した集塵機は「HAIGE」というメーカーで、農業機械や産業機械を扱う会社。
中国製ですが品質・値段も良心的で、DIYで使うにはちょうどいい製品を販売されています。
こちらの集塵機の優れたところは、バッテリー式でマキタの18vバッテリーが使えること。
価格
価格は、Amazonと楽天でちょっと違います。
- Amazon … 12,800円
- 楽天 … 11,800円
マキタの集塵機は40,000円くらいしますから、驚きの安さです。
ワンランク下で150Wのタイプも8,000円前後でありますが、200Wにしておいた方が無難ですね。
スペック
スペックはこちら。
最大真空度 | Low : 9kPa High : 16kPa |
パワー | 200W |
電圧 | 18V |
モーター | ブラシレスモーター |
最大風量 | 1.1 mi/min |
集じん容量 | 12L |
吸水量 | 12.5L |
タンク容量 | 20L |
対応バッテリ | 18V6.0Ah |
スイッチ | High/OFF/Low |
IEC 規格 | IPX4(防水性能) |
私が今使っているE-Valueの集塵機と比べて、それほど違いはありません。
付属品
付属品は、フィルターとアクセサリーパーツのみ。
- 筒型フィルター
- フォームフィルター
- ホース
- キャスター
- 延長パイプ
- フロアノズル
- ツル口ノズル
マキタのバッテリーは、別売りになります。
「HAIGE」「E-Value」集塵機の比較
吸引力の比較
実際に使用してみますが、せっかくなので「100V電源のE-Value集塵機」と「18VバッテリーのHAIGE集塵機」を比較していきます。
2つの集塵機の前に、木工で出た粉塵を用意しました。
それぞれの集塵機で吸ってみて吸引力を確認してみます。
まずはHAIGEの集塵機から。
全く問題なく、吸うことができます。
これなら十分に使えそうです。
次にこれまで使っていた、E-Valueの集塵機で吸ってみます。
HAIGEの集塵機と比べると、やや吸引力が強いようです。
やはり100V電源の方が、安定していてパワフルですね。
比較してE-Valueの集塵機の方が強力なのは分かったので、HAIGEの集塵機でちょっと大きめの木屑を吸ってみます。
吸入口が小さいため若干引っかかりはしましたが、普通に吸ってくれました。
18Vバッテリーなのでちょっと心配していましたが、木工DIYで使うには十分な吸引力です。
音量の比較
集塵機は起動すると、結構な騒音が出てしまいますが、この2つの集塵機で違いはあるのか確認します。
まずは、HAIGE集塵機。
メーカーから騒音値の明記がないので数値が分かりませんが、集塵機にしてはわりと静かな印象です。
これなら住宅街でも、明るい時間なら使っていて問題ない気がします。
次に、E-Value集塵機。
HAIGE集塵機に比べて、明らかに音量が大きいです。
メーカーが出している数値は78dBですが、この騒音だと住宅街で使うにはちょっと気をつかうレベルですね。
HAIGE集塵機の方が吸引力が低いぶん、音量も控えめといった結果でした。
使用感の比較
これはもう明らかですが、コード付きとコードレスで移動の負担が全く違います。
コードがあると、狭い部屋で使うにはかなり邪魔な存在。
それがバッテリー式になると、そんなストレスが解消されます。
さらにコードがあると、コンセントの抜き差しもあり、かなり面倒です。
バッテリー式だと充電されていれば、そんな手間からも解放されます。
重量はどちらも同じくらい軽いので、持ち運びしやすい。
E-Value集塵機では自作サイクロンを使っていましたが、この移動効率を考えると今回はサイクロンなしで使った方が良さそうです。
タンク内に溜まった、ゴミの処理も簡単。
フィルターの掃除も必要ですが、ブロアーで吹き飛ばせばラクに掃除ができます。
スライド丸ノコにセットして使ってみる
大量に木屑や粉塵が出る、スライド丸ノコにつないで使ってみました。
これまで使用していたE-Value集塵機と変わりなく、吸引してくれています。
ホースもよく曲がり、セットしやすいです。
これならどんな状況でも使うことができそうで、頼もしいですね。
使用して感じたメリット・デメリット
メリット
メリットは3つ。
何度も説明していますが、やはりコードレスはかなり良いです。
コードがないだけで、どこに移動するにもラクになりました。
吸引力もバッテリー式ということで購入前は不安でしたが、コード式に劣るものの問題ないレベルです。
そして音量。
集塵機といえばかなりの騒音がでますが、HAIGE集塵機は他の集塵機に比べて静かです。
これだけ音量が小さければ、周囲に気をつかうストレスも半減しますね。
最後のメリットは、マキタのバッテリーが使えること。
私の場合、電動工具はマキタで揃っているのでバッテリーを共有できるのは、とても助かりました。
マキタの集塵機は高価なので、こんなに安くバッテリー式集塵機が買えるのもメリットですね。
デメリット
デメリットも、3つご紹介します。
私だけかもしれませんが、操作スイッチの位置が気になりました。
ホースがある方にはバッテリー差込口があり、反対にスイッチがあります。
「これは逆の方が操作しやすいのにな」とちょっと疑問に思いました。
それと、アクセサリーパーツでブラシノズルがないこと。
木工をしていると、工具や作業台などに粉塵が大量に付いています。
そんな時にブラシノズルがあると、払いながら吸い込んでくれるので便利なんですが、HAIGE集塵機には付属されていません。
E-Value集塵機のブラシノズルを使ってみたところ、若干ホースの径と合わないですが、テープを巻くなどの工夫をすれば使えそうです。
そしてメリットでもあげたバッテリーですが、消費が激しいのがデメリットになります。
Highモードで連続使用すると、31分しか持ちません。
DIYで使用する程度であれば問題ないと思いますが、予備バッテリーを持っておくと安心です。
まとめ
HAIGEの「HG-RL195-W200-20」集塵機は、結果的に買って大満足でした。
コード式の集塵機を使っていると、移動が大変だったり足を引っ掛けるリスクもあります。
集塵機の購入を検討している方、すでに集塵機を使っているがコードレスにしたい方は、参考にしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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