お疲れ様です、ichiです。
今日は、自宅の納戸の中を整理中です。
この納戸の使い方としては、「物置き」兼「仕事着」置き場といったところ。
今回もっと使いやすい部屋にするために、棚の追加と壁付けライトを取り付けます。
簡単なDIYですので、ぜひご覧ください。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをどうぞ。
納戸の困った現状
部屋の広さとしては、タタミ一畳分ほど。
家を建てる段階からここは物置きとして考えていましたが、具体的には考えておらず棚や電気がない状態でした。
今は2×4材をラブリコで柱にしていますが、ラブリコで柱にすると床の掃除がしにくいんですよね。
柱周辺にどうしてもホコリが溜まりやすくなります。
それと棚板が小さく、収納スペースも少なめ。
余った空間がデッドスペース化しています。
電気は、足元を照らす人感センサー付きライトを設置しています。
これでは明るさが全然足らず、納戸の中は暗いまま。
これでは毎回ライトを持って探すことになり、かなり不便な状態でした。
納戸に作るもの
今回、納戸に作っていくのはこちら。
- 壁掛け棚の作り直し
- 既存の棚上にコの字型の棚
- 壁付けライトの設置
壁掛け棚は床から柱を撤去して、棚板の長さを伸ばして空間を最大限に使用。
さらに既存の棚上にも余った空間があるため、棚を追加してデッドスペースをなくします。
電気は足元ライトでは暗いため、壁付けライトを壁に設置していきます。
壁掛け棚を製作
柱の製作
まずは壁掛け棚から作っていきます。
柱となる1×4材を、ちょうどいい長さでカット。
そして今回も「STAND BAR」を使用。
カットした1×4材にSTAND BARのパーツを取り付けていったん保留します。
STAND BARの使用方法については、過去に紹介しているのでこちらをチェックしてください。
棚板の製作
次に棚板を切っていきます。
材料は18mm厚の杉集成材で、それぞれのサイズにカットします。
カットできたら、トリマーのボーズ面ビットで角を丸くします。
最後にサンダーで全体を研磨します。
私はいつも400番で仕上げますが、240番でもOKです。
納戸に壁掛け棚を設置
STAND BARで柱を壁に固定します。
柱を固定したら、棚板を棚受け金具で固定していきます。
狭い場所なので全体図は撮りにくいですが、こんな感じに棚を追加で設置して完成です。
既存の棚上に置く棚を製作
コの字型の棚の作り方
作り方はシンプル。
出来上がりのカタチとしては、コの字型になります。
天板のサイズは、長さ910mm×幅400mm。
側板のサイズは、高さ280mm×幅350mmにしました。
さっきと同じ杉集成材を、天板と側板のサイズにカットします。
トリマーで面取りをして
サンダーで仕上げ。
側板の上に天板をのせて、皿取錐で下穴と皿取りをして、ビスで固定します。
棚のおすすめの組み立て方法
棚をつくる上で、ちょっとした工夫で上品に見える方法があります。
天板の端に側板を合わせて固定すると、見映えが悪い上に、木が反ったり変形した時に目立ってしまいます。
天板の端より少し内側で側板を組み立てると、見映えや木の変形対策にもなるので試してみてください。
今回は天板の端から、10mm中に入れて固定しました。
詳しくは過去に解説した記事があるので、良ければこちらもチェックしてみてください。
コの字型の棚を設置
完成した棚を、既存の棚上に置いてみます。
ケースもいい感じに収まっているので完璧です。
これで既存の棚上に置く、棚の完成です。
壁に穴をあけない壁付けライトの製作
壁付けライト用の板材をつくる
本来、ライトは壁裏から配線を通して直接壁に固定するものですが、壁を傷つけたくなかったので板材を用意します。
普通に四角にカットした板材でもいいんですが、ちょっと遊び心を加えて端に丸みをつけるため、コンパスで墨付けします。
その線をジグソーでカット。
面取りしていきますが、ここで自作のトリマーテーブルを使ってみます。
手持ちのトリマーより、明らかにラクで簡単に加工できます。
興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
次は板材に、ライトのコードを通す穴をあけておきます。
差込プラグを通せる穴にしたいので、φ35mmの径で板材のセンターに穴あけ。
穴があいたらコードを通して
ライトの土台を固定します。
これで壁付けライトの準備完了です。
壁付けライトを取り付け
板材に固定したライトを壁に設置します。
方法はここでも「STAND BAR」。
板材の裏面にSTAND BARのパーツを取り付けて
壁につけたSTAND BARのパーツに、板材を差し込んで設置します。
最後に電球をつけたら完成です。
ライトの形が変わっていますが、実は設置する時に配線が切れてしまいまして…
新しく買い直して別のライトを取り付けました。
…と、まぁいろいろありましたが、電球は人感センサーで点灯するのでスイッチいらず。
納戸に入るだけで、勝手に点灯してくれるのでラクです。
※ライトの配線処理は専門の資格が必要なので、お店か有資格者に依頼してください。
納戸DIY完成
全て設置した様子です。
収納スペースが増えて、室内全体を使えるようになって大満足。
コの字型の棚上も置くことができるので、ムダになるスペースが減りました。
壁付けライトをつけたことで、納戸全体が明るくなり視界も良くなっています。
なにより電球色で温かい雰囲気になり、ちょっとしたことでも納戸を覗きたくなります。
まとめ
今回は自宅の納戸を有効活用するために、DIYで改良してみました。
壁掛けにしたことで掃除機もかけやすく、明かりのなかった室内を壁付けライトをつけることで温かみのある空間に変化。
簡単なDIYなので、自宅の収納に悩んでいる方は参考にしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
コメント