お疲れ様です、ichiです。
もう真夏の時期になり、私が住んでいる山口県でも最高気温が35度以上。
夏といえばキャンプやBBQなど外でのイベントも多く、大量の汗をかきながら過ごすことも多いのではないでしょうか。
今回はそんな時に非常に役立つ、小型ファンとバッテリーを備えた空調ウェアを紹介します。
これまで空調服の存在は知ってはいたものの、本当に涼しく感じるのか疑問に思って購入をためらっていましたが、買って大正解。
私のように、気になってはいるけど購入を悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
それでは、空調服のレビューをしていきます。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。
空調服を購入することになった経緯
私の趣味はこのブログやYouTubeを見てもらってわかる通り、木工です。
以前は自宅の庭で作業していましたが、今は空いている部屋を作業場として利用しています。
ただこの部屋はエアコンがなく、去年の夏にスポットクーラーを購入しましたがそれでも暑い…
ほぼサウナみたいな環境で、作業している状態です。
そのため、前々から空調服はとても気になっていました。
そんな時に本職の仕事が異動となり、今回の職場はとても暑い環境での仕事で空調服は必須でした。
会社からも支給がありましたが、どうせならプライベートでも使えるモノがあると便利だなと思い、思い切って購入することに。
木工作業はもちろん、キャンプや車中泊も趣味としてたまに楽しんでいるので、この空調服で快適に過ごせるならありがたい。
そんな思いで空調服を購入してみましたが、いざ使ってみるとかなり快適。
今まで使わなかったことを後悔しました。
空調服とファン・バッテリーの紹介
私は今回、「ファン・バッテリーセット」と「空調服」を別々に買ったので、分けて紹介したいと思います。
バートル 空調ベスト「エアークラフトフーディベスト」
空調服は、長袖・半袖・ベストタイプと3つのタイプに分かれています。
私の場合、仕事では会社支給の長袖タイプを使っていますが、プライベート用にはベストタイプを購入しました。
では、長袖・半袖・ベストのどれが一番いいのか?
それぞれ詳しくお話しします。
「長袖・半袖・べスト」空調服はどのタイプがおすすめ?
涼しさでいえば、一番ベストタイプが涼しいです。
袖があるとどうしても風の流れが悪くなりますが、ベストタイプになると脇に風が直撃するので圧倒的に涼しいんです。
売れ行きとしても、ベストタイプが一番売れており、半袖タイプ、長袖タイプと続いています。
しかし、それぞれメリット・デメリットがあるので、そちらも紹介しておきます。
- 長袖タイプ
-
メリット
体全体を覆っているので手元が涼しく感じられ、日焼けやケガ防止になる。
デメリット
涼しさは半袖やベストに劣る。
- 半袖タイプ
-
メリット
袖部分が短いので作業しやすく、長袖タイプよりは涼しく感じる。
デメリット
日焼けやケガ防止をするのであれば、アームカバーなどが必要。
- ベストタイプ
-
メリット
袖がないことで作業しやすく涼しく感じられ、価格も低め。
デメリット
日焼けやケガ防止をするのであれば、アームカバーなどが必要。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、ご自分に合ったタイプを検討してみてください。
空調服のサイズ感はどれくらいがおすすめ?
空調服は、ある程度ゆとりのあるサイズを選ぶ方が良いそうです。
私も購入する際にサイズ感で悩みましたが、いつもよりワンサイズ上を選びました。
「普段でMサイズを着ている場合は、Lサイズ」
「普段のMサイズでゆとりがある場合は、Mサイズ」
を選ぶといった感じです。
空調服のファン位置のおすすめは?
空調服には、ファンの位置が「腰・サイド・上部」の大きく分けて3つあります。
それぞれの特徴はこちら。
- 腰ファン
-
一般的なタイプ。
腰部分から風を送り込むことで、上半身全体が涼しくなる。
販売されているほとんどの空調服が腰ファンタイプなので、デザインや素材などを自分好みに選びやすい。
- サイドファン
-
サイドにファンがあることで、車の運転やイスに座って作業するのに最適。
脇やお腹部分に風が循環されやすく涼しい。
- 上部ファン
-
上部にファンがあることで、イスに座っての作業でも使用可能。
腰袋をつける際にも、邪魔にならない。
私は車の運転や自宅でも座って使うことがあるかもと思い、サイドファンタイプにしました。
本当は上部ファンがよかったのですが、販売数が一番少ないようで断念しました。
バートル ファン・バッテリー「AC08-1/AC08-2」
空調服で一番重要なのが、このファン・バッテリーの性能によります。
購入したファンのモデルは、「AC08-1/AC08-2」。
「AC08-1」と「AC08-2」の違いは、カラーによる違いだけのようです。
私が購入したのはブラックなので、「AC08-1」になります。
バッテリーの型番は「AC08」で、専用バッテリーになります。
このファン・バッテリーは2024年モデルで、現時点では最新式。
バッテリーの容量は5,000mAhで、昨年モデルが3,350mAhだったので大幅に増加されています。
最大電圧は22Vで、15V→10V→7Vと切り替えることも可能。
こちらも昨年モデルは19V→13V→9V→6Vだったので、今年のモデルは性能UPされています。
稼働時間が気になるところですが、メーカーいわく以下のとおり。
- 22V …約1時間(その後、15Vで約5時間)
- 15V …3時間+4.5時間
- 10V …約13時間
- 7V …約30時間
22Vはビックリするほどの風を送り込んでくれますが、一日中使うのであれば稼働時間がちょっと心配です。
そのため、私は15Vと10Vを併用して使っています。
さらに2024年モデルは防水設計も施されているので、水洗いも可能。
耐久性と静音性も、昨年モデルより向上しています。
空調服にファン・バッテリーを装着
それでは早速、空調服を使う準備をしてみましょう。
まずは、ファンを空調ベストにつけてみます。
ファン本体を、空調ベストの外側から穴に差し込みます。
ファン本体を差し込んだら、今度は空調ベストの内側からリングをつけます。
ファン本体にネジ山があるので、回して絞めていくだけなので簡単です。
次にケーブルをつけていきます。
ファンに差込口があるので、2つのファンそれぞれにプラグを差し込みます。
注意点として、プラグを差し込む時は垂直の向きで差し込み
プラグを差し込んだあとに、左右どちらかに倒します。
垂直以外の向きで差し込むと、故障の原因となるようです。
そしてそのままでは空調べストを着た時にケーブルが垂れてしまうので、服の内側にあるケーブル固定用のヒモに通していきます。
最後にバッテリーにケーブルを繋いで、
バッテリーを収納ポケットに入れたら、準備完了です。
空調服の使用感
今回購入した空調ベストはサイドファンタイプなので、脇とお腹がとにかく涼しい。
もちろん上半身全体に風が循環しているので全体的に涼しいですが、脇とお腹は風がよく当たります。
個人的には、腰ファンタイプより風が上手く全体に送られているような気がします。
空調服は初めてでしたが、ここまで涼しいとは想像以上。
風が送り込まれることで服が膨らむのは仕方ないにしても、この快適性はその見た目が気にならないくらいに素晴らしいです。
ウエスト部分がゴムでしっかり締まっていることで、空気が逃げるのを防ぐ効果もあるようです。
首の部分はファスナーを少し開けておくことで、顔にも風が来るので涼しく感じます。
次に、風量を変えてみましょう。
「22V→15V→10V→7V」の4段階あるので、試してみます。
- 7Vは微風程度なので、ちょっと弱いかなといった印象。
個人的には使う機会は少なそう。 - 10Vならそこまで暑くない環境であれば、十分な風量。
仕事で使っている時は、私は気温が30度くらいまでは10Vで使用しています。 - 15Vにしてみると、かなり服が膨らみますね。
ですが、その分とても涼しい。
ただこれくらいの風量からファンの音がかなり大きくなるので、使用状況や会話をする時は注意が必要です。 - 最後に22Vですが、これは圧倒的に涼しい。
ただやはりバッテリーの持続時間が大幅に減るので、私としては使うことはなさそうです。
空調服を着てみて一番感動したのが、上半身が汗をかかないこと。
正確には空調服は気化熱で涼しくなるので汗はかいていますが、シャツが汗でビッショリ濡れるといったことがありません。
もちろん額や下半身は汗をかきますが、上半身が汗でベタベタしないだけでも不快感が全く違います。
これなら、作業やアウトドアなどでも大活躍してくれそうです。
まとめ
今回は空調服の紹介をしました。
購入するのであれば、私も購入した「バートル」が一番のおすすめ。
職人の方たちの中でも愛用者が多く、安心で信頼できるメーカーです。
近年は本当に異常な暑さです。
熱中症で倒れる方も多いので、ご自身で出来る限りの対策をすることが必要だと思います。
塩分や水分補給も重要ですが、さらに安全安心を買うつもりで空調服を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になると幸いです。
それでは皆さま、ご安全に。
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