持っている電動工具の中でメインとなるインパクトドライバー。
DIYをする私たちも使うことが多いですよね。
しかしインパクトドライバーには先端に装着する「ビット」が必要です。
ビットもさまざまなメーカーから販売されており、どれを使ったらいいのか悩む人も多いのではないでしょうか?
今回はビットの種類や選び方、おすすめの商品をご紹介していきます。
- ビットの種類
- ビットの選び方
- ビットのおすすめ商品
ドライバービットとは?
ドライバービットとは、インパクトドライバーやドリルドライバーの先端に取り付ける工具です。
先端がプラス溝とマイナス溝になった形状をしており、他にも六角などの形状をした先端もあります。
先端がマグネット入りになったモノもあり、作業をする時にビスが磁力でビットにくっついてくれるため、購入するのであればマグネット入りがおすすめです。
プラスドライバーの規格
マイナスや六角ビットなどにも規格がありますが、木工では主にプラスを使用すると思うので、プラスドライバーの規格をご紹介していきます。
プラスドライバーには、サイズ規格があります。
規格には、『1番・2番・3番』もしくは『No.1・No.2・No.3』があり、番号によってサイズが変わります。
1番(No.1) … 75mm(先端厚0.7mm)先端が細く小さいネジ向け
2番(No.2) … 100mm(先端厚0.8mm)標準サイズ
3番(No.3) … 150mm(先端厚1.0mm)大きなサイズ
通常使うネジは基本的に2番(No.2)が多いです。
買うのであれば、2番は必須。
1番(No.1)は1つ持っておくと、いざという時に頼りになります。。
ビットの種類
ビットといっても、いろいろな種類があり機能も異なってくるので、適切なビットを使う必要があります。
どんなビットの種類の解説と、各種類のおすすめビットをご紹介します。
トーションビット
トーションビットとは、軸がくびれ形状をしたビットのことをいいます。
おすすめビットは、新亀製作所(サンフラッグ)のテーパスリムエックスです。
このくびれ形状をした構造により、ネジを締めきった際にビット自体がねじれることによって、衝撃を吸収してくれます。
ビット本体の破損や、ネジ頭の破損を軽減してくれます。
スリムビット
スリムビットとは、先端が細く加工されているビットです。
おすすめビットは、ベッセルのスレンダービットです。
ネジを締める際に見やすく、狭い場所での作業に使用すると便利です。
両頭ビット
両頭ビットは、両端ともプラスのモノもあれば、プラスとマイナスが付いているものもあり、いざという時に便利なビットです。
おすすめビットは、ベッセルの両頭コンビ 剛彩ビットです。
両端プラスであれば片方が破損しても片方が使え、プラスとマイナスであれば付け替えるだけで変更することができ、コスパが優れています。
段付きビット
段付きビットは、ビスを締めた時の負荷を吸収するため、通常のビットよりも先端の耐久性が高くなっています。
おすすめビットは、アネックスの段付カラービットです。
軸が丸形状なのでダボ穴などのネジを打つのに材料を傷つけることがありません。
家具などでは活躍するビットになります。
私がメインで使っているビットはこれ!
最初に紹介したトーションビット、新亀製作所(サンフラッグ)のテーパスリムエックスです。
いろいろなビットを使いましたが、一番使いやすく、トーション効果によってカムアウトを抑えてくれます。
カムアウトとは、ビスを締めてる時にネジ頭からビットが浮き上がって外れてしまうことだよ。
いろいろ使ってみるのもいいが、ビットの長さは短いより長めの方が使いやすいぞ!
100mmくらいだと使いやすく、カムアウトもしにくいな!
交換することもめったになく、耐久性も良いです。
2本入りを買っても、DIYで使う頻度であれば数年持つと思いますよ。
まとめ
今回は、プラスドライバービットに限定してお話してきました。
ビットにもいろいろな種類があり、それぞれの機能で選ぶ基準も変わりますが、この記事が参考になれば嬉しいです。
いろいろ試してみて、一番自分に合ったビットを見つけてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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