今回は、電動ドライバーに使うアイテムのご紹介。
この記事を見にきていただけたということは、少なくともDIYに興味のある方だと思います。
最初に購入する電動工具で、インパクトドライバーやドリルドライバーが多いと思いますが、それらに使うビットは揃えていますか?
高性能な電動ドライバーを使っていても、それに使うビット達の品質が悪ければ、作るモノの仕上がりに影響してきます。
そして、電動ドライバーでは「穴あけ」や「ネジ締め」が主な作業になりますが、持っていると便利なモノもあります。
今回は、「電動ドライバーを買ったら、持っておくと便利なもの」をまとめてご紹介していきます。
インパクト・ドリルドライバーを軽くご紹介
以前の記事で、インパクトとドリルの違いを詳しく解説していますが、違いが分からない方は下のリンクからチェックしてみてください。
簡単に説明すると、インパクトドライバーは強い力でのネジ締め。
ドリルドライバーは、穴あけや精密なネジ締めなどに使います。
私の場合は、家具製作のネジ締めはインパクトで小物製作ではドリルドライバー。
穴あけは、ドリルドライバーしか使っていません。
電動ドライバーに使うと便利なものご紹介
マグネットキャッチャー
こちらも以前に記事にしましたが、ドライバービットにつけることでネジが磁力でくっつき、ネジ締めが容易になります。
普通は指でビスが落ちないように固定しながら、打つ箇所を狙っていきますが、これが磁力で固定されるので指で支える必要がありません。
ドライバービットにも磁力があるものがありますが、けっこう弱くてビスが落ちやすいですよね。
このマグネットキャッチャーは強力なのでちょっとやそっとじゃ落ちません。
ちなみにビットをこすることで、磁力を解除することも可能。
地味なモノですが、値段も安く持っておくとかなり便利です。
ドリルストッパー
これをドリルにセットすることで、止めたい位置でピッタリ止めることができます。
数箇所の穴の深さを同じにしたい時に、役に立ちます。
ストッパー部分が樹脂製だと、材料に当たった時に傷も残りにくいのでおすすめです。
ドライバープラスビット
マイナスビットなどもそのうち必要になってくるかもしれませんが、今回はプラスビットに限定して説明します。
プラスビットは一般的に使われるものだと、PH1(1番)とPH2(2番)があります。
使うビスによってビス頭のプラス(+)の規格が違うので、1番と2番のプラスビットがあると良いです。
DIYではこの2つを持っておくと、ほとんど困ることはありません。
おすすめはトーションビットで、ビス打ちしやすく、くびれ形状が衝撃を緩和してくれます。
もっと具体的に知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
下穴錐
ビス打ちで欠かせないのが、下穴錐です。
下穴をあけずにビスを打つと、ビス周辺が凹んだり割れたりするので、家具や小物製作ではとくに下穴は必須です。
おすすめはSK11かアネックスの下穴錐で、私は両方使ってきましたが、アネックスの方が長くて使いやすかったです。
下穴のあけ方については別の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
皿取錐と埋木錐
まずは皿取錐。
先ほど説明したように、ビスを打つ前に下穴をあける必要がありますが、さらにクオリティを上げたいなら皿取りをします。
DIYでよく使うコーススレッドは皿ビスで、皿取りをすることでビス頭をきれいに収めることができます。
さらにビスを見せたくない場合は、木栓をすることで隠すことができますが、この下穴錐でその加工が可能。
下穴錐で、木栓する深さまで掘ることができます。
そして、この埋木錐で木栓をつくります。
埋木錐で木材を掘ったら木栓のカタチが出来上がるので、マイナスドライバーで折ります。
あとは下穴錐で掘った穴に埋木錐でつくった木栓を入れ、ハンマーで叩き、はみ出た部分をノコギリで切り落とします。
サイズがいろいろありますが、3×9mmがコーススレッドにも相性が良くておすすめです。
さらに詳しい使い方を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
竹用ドリル
この竹用ドリルは、私が一番おすすめしたいものになります。
なんといっても切れ味が抜群で、普通のドリルだとバリが出やすいですが、この竹用ドリルはサクサク掘れるためバリがでません。
切れ味もいいため、掘り進めるのも容易です。
サイズもさまざまあり、3mm〜21mmまであります。
私は6mm・10mm・12mmの3つのサイズを持っていますが、いずれは全サイズを揃えたいですね。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、よければ読んでみてください。
センター一発
こちらは、かなりの便利アイテム。
蝶番や金具を取り付けるのになくてはならない存在で、蝶番や金具をネジで固定する時にわずかに動きませんか?
動く理由は穴の中心でネジがとめられていないからですが、なかなか中心にネジをとめるなんて無理ですよね。
そこで、この「センター一発」を使えば簡単。
先端がバネになっていて、中にある錐が押し出される構造になっています。
使い方は、金具を取り付けたい場所に固定して、センター一発でネジ穴を打つだけ。
これで、ネジ穴の中心に下穴をあけることができます。
そしてこのセンター一発は、ドライバービットの上からセットできるので、センター一発を取り外してそのままネジを締めることができます。
効率よくできるように、よく考えられていますよね。
サイズもSS〜Lまでありますが、とりあえずSサイズを持っておけば大丈夫だと思います。
金具類を固定するのに重宝するので、ぜひ持っておきたいアイテムです。
まとめ
今回は電動ドライバーで持っておきたい先端工具をご紹介してきました。
電動ドライバーだけでなく、さらに先端に使うアイテム次第で出来ることの幅も広がります。
インパクト・ドリルドライバーだけでも、これだけ便利アイテムがあるので、ぜひ検討してみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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