以前にエブリイを車中泊仕様にしようと、床下収納を製作しました。
杉の無垢ボードを使ったので、「木の温かみ」を感じれる空間になっています。
製作して4ヶ月ほど経ち、作業や休憩をしていると自然と汚れや傷がついていました。
ちょうど時間もありメンテナンスをすることにしたので、今回はその方法をお話していこうと思います。
塗装はしていないので研磨しただけですが、無垢材を使ったテーブルなどの研磨にも共通する内容なので、よければ参考にしてみてください。
YouTubeでも配信しているので、ぜひこちらも観ていってください。
メンテナンス前の状態
パッと見はよく分からないですが、よく見ると細かい傷や汚れがついています。
棚やダウンライトを設置する時についたみたいです。
杉の無垢材で傷はつきやすいので、こればかりは仕方ないですね。
それほど気にするような状態ではないですが、せっかく時間があるのでメンテナンスしていきます。
エブリイから床板を取り外す
車の中で研磨するわけにはいかないので、床板を外に持ち出します。
(かなり散らかっていますが、普段はちゃんと収納していますよ)
私の床張りは固定しておらず、分解・取り外しも簡単なので興味のある方は参考にしてみてくださいね。
研磨で使うもの
まず防塵マスク。
私は粉塵アレルギーがあるようで、こういった作業をすると大変なことになるので、防塵マスクは必ずしています。
症状がない方でも体にいいことはないので、装着するのをおすすめします。
そして、仕上げサンダーとポリネットシート(♯240・♯400)を使います。
手で研磨するのは大変なので、電動工具で作業します。
紙ヤスリでは目詰まりを起こしやすいので、ポリネットシートを使用。
研磨方法
♯240で研磨
まずは、240番のヤスリでサンディング。
これで傷や汚れをある程度、削り落としていきます。
ひとまず240番のヤスリで、全ての床板を研磨します。
研磨する時は、木目にならってサンダーを動かします。
♯400で研磨
240番で研磨したら、次に400番のポリネットシートを装着します。
400番でも同じように、全ての床板を研磨。
水に浸したウエスで拭く
研磨した箇所を、水拭きしていきます。
研磨するときれいになったように見えますが、実際には目に見えない毛羽が寝ている状態になっています。
そこで水拭きすることで、寝ていた毛羽を立たせることができ、その状態からさらに研磨することでツルツルになるという裏技。
こだわりたい方は、ぜひお試しください。
再度、♯400で研磨
水拭き後に、再び400番で研磨していきます。
先ほどと同じように、木目に沿ってサンダーを動かします。
乾拭きして仕上げ
全ての床板を研磨したら、乾拭きしていきます。
水拭きしてしまうとまた毛羽が立つので、乾いたウエスを使ってください。
前以上に、ツルツルな表面になっています。
400番の研磨でもきれいに仕上がりますが、水拭きはおすすめです。
エブリイに床板を取り付ける
床板をエブリイに戻す前に、掃除をしておきます。
床板の隙間からゴミが落ちているみたいで、けっこう汚れていました。
それでは、床板を装着していきます。
汚れや傷がなくなり、見た目がきれいになったので気持ちがいいです。
これでメンテナンス完了。
気持ちも床もきれいになり、また新鮮な気持ちで使っていけます。
まとめ
今回は、床張りした床板部分を研磨した作業をご紹介しました。
木材を使うとメンテナンスが必要ですが、「木」特有の温かみがあり満足できます。
メンテナンスを定期的にするのは大変かもしれませんが、楽しみの一つとしてやっていくのも良いのではないでしょうか?
それでは皆さま、ご安全に。
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