お疲れ様です、ichiです。
各個人の車を識別するのに必要なナンバープレート。
さまざまな情報が凝縮されている、いわば個人情報の表示物です。
私みたいにブログの画像やYouTubeで動画としてアップする場合、このナンバープレートは出来れば隠したいものです。
他にも、イベント会場やオフ会などでナンバープレートにカバーをする方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなナンバープレートカバーを「木材」を使ってDIYで作っていきます。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。
それでは、作っていきましょう!
ナンバープレートカバーに使う材料
今回使う材料は、アカシア集成材。
木材は何でもいいんですが、スギ材だと柔らかすぎてキズがつきやすいので、見た目がそのままでもオシャレなアカシア集成材にしました。
「長さ450mm×幅200mm×厚み10mm」のサイズです。
そしてカバーのデザインとなるのは、私のプロフィール画像のロゴ。
今回、このロゴの文字をアカシア集成材に彫っていくので、用紙に印刷して下絵として使います。
ナンバープレートカバーの作り方
サイズを決める
まずはナンバープレートカバーのサイズを決めなくては、どこを中心に文字を彫るか決められません。
ナンバープレートのサイズはこちら。
「タテ165mm×ヨコ330mm」となっています。
このサイズより、タテもヨコも10mmほど大きくします。
10mm大きくするので、「タテ175mm×ヨコ340mm」でアカシア集成材に墨線をひきます。
とりあえず墨付だけをして、カットは文字彫りの後にしていきます。
文字を彫る
ロゴを印刷した用紙を、両面テープでアカシア集成材に貼ります。
彫っている最中に動かないように、用紙全体に両面テープを貼りました。
文字彫りはトリマーで彫っていきますが、このエンドミルを使います。
普通のストレートビットより切れ味が良いらしく、今回細かい部分もあり繊細な作業になりそうだったので購入してみました。
価格も安く、3本セットなので、持っていない方はぜひ購入を検討してみてください。
2mm・3mm・4mmとありますが、2mmのエンドミルを使い3mmの彫り込み深さに調整します。
文字を彫る方法としては、用紙の上から文字をそのまま彫っていくだけ。
簡単なようですが、慎重に掘り進めないとズレてしいます。
そんなこんな言ってる間に、文字彫り完了。
紙を剥がしてみると、意外にキレイに彫れています。
とは言っても荒い部分があるので、細かい部分はヤスリで整えていきます。
文字の中は、紙ヤスリで仕上げ。
これで文字彫りの出来上がりです。
フロント・リアの2枚いるので、もう一つも同じ作業で作りました。
カットとアール加工
文字彫りが無事に出来たので、必要なサイズに切ります。
最初に墨付した「タテ175mm×340mm」のサイズで、丸ノコを使ってカット。
角はちょっと丸みがほしいので、ジグソーを使って加工しました。
ここまでくると、それらしくなりましたね。
面取りと研磨
そのままでは端が角張っているので、カンナを使って面取りします。
これは、紙ヤスリで削ってもOKです。
仕上げに、サンダーで表面全体を研磨します。
ボルト干渉部分の穴掘り
ナンバープレートは、上の写真のようにボルトで固定されています。
カバーを取り付ける際に、このボルトの頭が干渉するのでカバー裏面に穴をあけます。
穴をあけると言っても、貫通はしません。
ボルトの頭の高さが5mmくらいなので、深さを8mmくらいにします。
ボアビット15mmで穴を掘っていきます。
もちろん、ボルトの位置は確認済み。
このように、ナンバープレートカバーそれぞれに2箇所ずつ穴を掘りました。
文字の色付けと蜜蝋ワックスで塗装
まずは、文字部分の塗装。
色をつけるか悩みましたが、2つのうち1つだけ黒く塗ることにしました。
文字彫りで疲れてしまったので、ここは簡単にマジックで塗っていきます。
比べてみると、やはり文字に色がある方が目立ちますね。
とりあえず今回黒く塗るのは、1つだけにしておきます。
そして蜜蝋ワックスで塗装します。
アカシア材は蜜蝋と相性がいいので、私は気に入っています。
蜜蝋ワックスに興味のある方は、こちらもご覧ください。
エブリイにナンバープレートカバーを取り付ける
いよいよ車のナンバープレートに、カバーを取り付けます。
取付方法について調べてみると、マグネット・フック・吸盤といろいろありましたが、私の場合は意外な取付方法です。
ボルトの頭に、カバー裏面にあけた穴を引っ掛けるだけ。
これは予想外でしたが、強風でも吹かない限りは落ちないくらい安定しています。
フックも買ってはいたんですが、引っ掛けるだけで大丈夫そうです。
ナンバープレートカバー完成
文字彫りは初めての試みでしたが、木製のナンバープレートカバーが無事に完成しました。
タテヨコ共にナンバープレートより10mm大きくしているので、違和感なく隠すことができています。
そして予想外の取付方法でナンバープレートとの隙間もないので、かなり自然な仕上がり。
これは嬉しい誤算でした。
車体の色ともマッチしていて、かなり気に入りました。
リアには、文字を塗っていない方を装着。
やはり文字が分かりにくいですが、目立たない感じがそれもまた良いです。
まとめ
今回は、木製のナンバープレートの作り方をご紹介しました。
販売されているナンバープレートカバーもありますが、自分で作るとデザインもカラーも自由です。
ナンバープレートを隠したい、オシャレに見せたいという方はぜひ参考にしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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