お疲れ様です、ichiです。
今回は依頼品で、机の上に置くパソコンのモニター台を作ることになりました。
天板に脚がついただけのシンプルなカタチ。
無印やニトリなどの家具店でもオシャレなものが手に入りそうですが、DIYでも簡単につくることができます。
材料少なく安くつくれるので、おすすめDIYです。
モニタースタンドを買おうと思っている方や、作ろうと思っている方、ぜひ参考にしてみてください。
まずは各寸法にカット
材料は、家にあったスギの端材。
スギ材は柔らかいのでキズがつきやすいですが、安くてナチャラルな印象になります。
使った材料は、これだけです。
- 天板(552mm × 180mm 厚さ24mm)
- 脚2つ(170mm × 50mm 厚さ21mm)
脚の間にはキーボードを入れるらしいので、500mmの間隔をあけられる天板サイズにしています。
トリマーで面取り
次にカットした木材を、トリマーを使って角を丸くしていきます。
トリマーを持っていない場合は、紙ヤスリで角を落とすだけでも違うので面取りしておきましょう。
脚となる木材の天板との接地面は、面取りしないようにします。
サンダーでサンディング
続いて、サンダーを使って研磨していきます。
「120番 → 240番 → 400番」でかけていきました。
サンダーで研磨した後、濡れたウエスなどで拭き再び研磨します。
水拭きすることで表面が毛羽立つので、さらに研磨することで表面がツルツルになります。
ジョイントカッターでビスケットジョイント
今回は、ビスを使わずに作ってみることにしました。
ジョイントカッターを使えば、ビスを使うことなく木材同士を接合できるので、表面がきれいに仕上がります。
安い電動工具ではないですが、簡単に使えておすすめです。
詳しく紹介した記事もあるので、チェックしてみてください。
天板の溝を掘り込む
まずは天板となる木材に、ビスケットの溝位置を書いていきます。
今回は天板の端から5mm中に入れて脚をつけたいので、ビスケットの中心となる位置を端から15mmにします。
5mm中に入れる理由はこちらの記事で紹介しているので、合わせてどうぞ。
ビスケットのサイズを今回は♯0(幅55mm)を使用するので、端から50mmの位置を中心線としました。
墨付けした中心線を、ジョイントカッターのマークに合わせ溝を掘っていきます。
溝を掘った状態です。
墨線とジョイントカッターのセンターを合わせると、正確に溝を掘ることができます。
脚の溝を掘り込む
次に脚の溝掘りです。
ジョイントカッターの刃の位置を10mmに設定し、天板と同じで端から50mmの位置に墨付けした位置を中心に、溝を掘ります。
これで、溝の掘り込みは完了です。
ビスケットで固定
掘った溝の中と接地面にボンドをつけます。
ビスケットは水分で膨らむ構造になっているので、溝の中にもボンドを流し込むのを忘れないようにします。
♯0のビスケットを、片方の溝に差し込み反対の溝に入れていきます。
クランプを使って、しばらく圧着します。
この時に、天板と脚が直角になっているか確認します。
もう片方の脚も、同じように固定していきます。
クランプで圧着するとボンドが出てくるので、濡れた布なので拭き取ります。
しばらくこの状態で放置したら完成です。
木製モニタースタンド完成
塗装は、蜜蝋ワックスを塗って仕上げました。
形はシンプルですが、飽きがこないデザインではないでしょうか。
厚みがあるので、モニターの重量に負けることもありません。
ビスで固定するのであれば、天板側から脚に向かってビスを打ち込むだけなので、さらに簡単に作れます。
自分で作っても簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
コメント