対面式キッチンカウンターの壁が殺風景な場合、雰囲気を変えるのにもっとお洒落な壁にしたいと思う方もいると思います。
ほかにも模様替えしたい方もいることでしょう。
今回は、カウンターの壁をDIYでリメイクしたお話をしていきます。
OSB合板で壁を作りましたが、完成前は男前な雰囲気になるかなと思っていましたが、出来上がってみるとカフェ風な雰囲気になり、とても気に入りました。
OSB合板を使うことにした理由
写真は入居前に撮ったものですが、もともとは真っ白な壁紙でした。
リビングに入ってキッチンカウンターが向かいにあるため、一番最初に目につく場所になるんですが真っ白だとなんだか味気ないと思い、DIYでリメイクすることにしました。
最初は剥がせる壁紙を貼ってみたんですが、月日が流れるにつれて端から剝がれていき失敗…
しかも木目調の壁紙を貼っていたんですが、やはり偽物感がでます。
ある日、ふと立ち寄ったカフェのお店でOSBボードを壁一面に貼ってあるのを見て、「これだ!」と閃いたんです。
それからネットでOSB合板を使ったインテリアを参考にしてイメージし、決行することにしました。
OSB合板とは?
OSB合板とは「Oriented Strand Bord」の略で、細長い削片(Strand)を向きを揃えて並べる配向性(Oriented)のボードという意味です。
木片を圧縮して接着剤で固めたもので、価格が安くインパクトのある見た目から大変人気があります。
本来の用途は構造用建材ですが、近年ではdiyerによって棚やテーブルなどにもよく使われています。
OSB合板を壁張り
このキッチンカウンターの壁に合うように加工していくのは、なかなかの難易度…
ただのL字に見えて細かい箇所では、出っ張りや引っ込んだ形をしている箇所があります。
ひとまずホームセンターでOSB合板を調達します。
OSB合板は1820mm×910mmで売られています。
厚みは9mmと12mmがありましたが、今回はできるだけ軽くしたかったので9mmを選びました。
カウンターの壁に張り付けるには加工が必要だったので、OSB合板をいくつかのパーツに分け、パズル感覚で壁張りしていく作戦でいきました。
ちなみにホームセンターでOSB合板を買った際に、お店のカットサービスを利用して各パーツのサイズにカットをお願いしました。
カウンター上の正面でいうと、赤線がつなぎ合わせている箇所です。
こうすることで壁張りしやすく、細かい箇所の切り欠きも簡単にできます。
OSB合板一枚ごとに加工して張り付けていくのが一番きれいにできますが、OSBの模様がつなぎ合わせた箇所を上手くごまかしてくれて、目立たず違和感がありません。
こういった細かい加工が必要な箇所は、一枚モノを切り欠いてピッタリにつくるのは難しいです。
壁側面もしっかりOSB合板で張っています。
ここはつなぎ合わせず一枚で張っています。
カウンターについているコンセント差込口の周辺はさらに細かくパーツ化しています。
いかに簡単にするかで作業効率が上がり、仕上がりも良くできます。
どうですか?
つなぎ合わせた箇所が分からないですよね。
間近で見ると分かりますが、ちょっと離れると全く分かりません。
ただOSB合板をつなぎ合わせるには注意点があります。
OSB合板は圧縮された木片の向きが揃えられているので、つなぎ合わせる際は向きを揃えるように注意しましょう。
それぞれのパーツの向きが違っていたら、かなり目立つため、せっかく壁張りしたのに台無しになります。
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OSB合板の模様だけでも十分おしゃれですが、さらにステッカーを貼るとさらにおしゃれ感がUPします。
カフェっぽい雰囲気にかなり近づきました。
まとめ
いかがでしたか?
今回のDIYは壁にビスを打つことになるので、賃貸の方や壁に穴をあけたくない方には向かないですが、初心者の方でも簡単にできるリメイク方法です。
OSB合板を壁にするのは勇気がいりましたが、完成してみると予想以上におしゃれで大満足です。
これを参考に皆さんも壁をOSBにしてみませんか?
それでは皆さま、ご安全に。
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