お疲れ様です、ichiです。
これまでエブリイで、車中泊や車中カフェを何度か経験してきました。
車中泊や車中カフェで、とても重宝しているのがポータブル電源なんですが、一つ不便な点がありました。
それは走行充電。
走行充電するのに使っているのがシガーソケットなんですが、エブリイは運転席側に一つしかないんです。
そこで今回は後ろのラゲッジスペースに、DIYでシガー付きUSB電源ソケットを追加しました。
USBやシガーソケットが足りない、増設したいと思っている方は参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeでも配信しているので、動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
シガー・USB電源ソケットを追加した状態がこちら
まずは完成した状態から。
自作の床板に、直接埋め込んでいます。
普通は壁に埋め込むと思いますが、配線隠しや利便性を考えると、私がつくった車中泊仕様の内装ではちょっと難しい…
床であれば床下収納にしているぶん高さがあるので、配線を収めるのにちょうど良かったというわけです。
シガー・USB電源ソケットを増設した理由
冒頭でも説明しましたが、これまでポータブル電源を走行充電するのに運転席にあるシガーソケットを使用していました。
このシガーソケットを使うと、ポータブル電源の置き場が助手席、もしくは後部座席になります。
助手席に大きいポータブル電源を置くと、それだけで場所を占領してしまい、他の荷物が置けない。
後部座席側に置くと、ケーブルが後方までいくことになり邪魔になります。
こういった問題が、毎回ちょっとしたストレスになっていました。
USB電源ソケットを埋め込む方法
埋め込む位置を罫書く
USB電源ソケットを埋め込む場所は、床板になります。
埋め込む位置を決めて、くり抜くカタチを罫書き。
今回は丸々くり抜いて、ソケットのパネルで固定します。
罫書いた部分をくり抜く
罫書いた部分をジグソーを使ってくり抜きますが、まずはジグソーの刃が入る穴を掘ります。
カット時の進行方向を変えやすくするために、角の4点に穴をあけました。
穴を利用して、ジグソーでカットしていきます。
今考えてみると、ドリルで両端に穴をあけてその間をカットした方が簡単でした。
何はともあれ、きれいなカタチではありませんが穴あけ成功。
今回は穴の上にパネルでフタをするので、穴のカタチは目立ちません。
USB電源ソケットを床板に固定する
あけた穴にソケットを差し込みます。
入らなければ、穴の大きさを微調整します。
裏から見ると、こんな感じに配線が出ます。
車に取り付ける場所は、これが収まる奥行が必要です。
ソケットのパネルをネジで固定していきますが、正確な位置に固定したいので「センター一発」で下穴をあけます。
「センター一発」は、正確に下穴を真ん中にあけることができます。
蝶番をつける時にも活躍するので、まだ持っていない方は買うことをおすすめします。
下穴をあけたら、ネジでパネルを固定。
これで、USB電源ソケットの取り付け完了です。
配線処理をする
電源は、ACC電源を使用します。
以前に紹介した、インバーターの設置でつくった配線を利用。
リレーやバッ直したケーブルは撤去して、ヒューズボックスから分岐したACC電源だけを利用しています。
詳しく知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。
今回は、USB電源ソケットの配線だけを加工。
丸型端子が使われていたので、ギボシ端子に付け替えます。
このギボシ端子で、ヒューズボックスから分岐したACC電源の配線をつなぎます。
これて配線処理もできました。
床板に取り付けたUSB電源ソケットを車に設置する
先ほど処理した配線を、ヒューズボックスから分岐したACC電源の配線とギボシ端子でつなぎます。
アースは、後部座席下にあるボルトを利用しました。
USB電源ソケットは床板に取り付けたので、本体は床板を戻すだけで設置完了です。
シガー・USB電源の増設完成
これでエブリイの荷室で、シガーソケットとUSB電源が使えるようになりました。
床板につくるという斬新な設置場所になりましたが、思ったより違和感なく付いています。
エンジンをかけて、電気が流れていることも確認。
表示されている数値は、電圧値らしいです。
ポータブル電源をつないでみましたが、ちゃんと充電してくれています。
USB電源も問題ないようです。
これで走行時は、ラゲッジでポータブル電源を充電できます。
ラゲッジに増設したので、もちろん4人乗車でも問題なく使えます。
ソケット本体のスイッチもあるので、使わない時は電源が切れて安心です。
まとめ
今回は、シガー・USB電源ソケットを増設するDIYをご紹介してきました。
ポータブル電源やスマホの充電など、後側でも出来るようになり快適になるDIYです。
自作の床下収納を活用した設置方法ですが、なにか参考になると嬉しいです。
それでは皆さま、ご安全に。
コメント