季節は春で、夏が始まろうとする今日この頃。
夜の気温もちょうど良く、エブリイの車中泊仕様カスタムもかなり進んだので、そろそろ車中泊をして実用してみたい。
そこで今回、以前から興味のあったポータブル電源をついに購入しました。
私が購入したのは、「PowerArQ S7」ポータブル電源。
とても見た目がおしゃれで、これからの車中泊生活がより快適になりそうです。
ただポータブル電源って趣味で使うにはかなり高価で、買うのに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
- 車中泊やキャンプで使いたいけど、趣味で使うには価格が…
- 災害時のために持っておきたいけど、使う時が来るかどうか分からない!
- そもそも趣味にしても本当に必要なの?
値段が値段なだけに、購入前に悩んでいる方も多いと思います。
今回の記事では、私個人の考えになりますが「ポータブル電源の必要性」と「PowerArQにの魅力」ついてお話していきます。
YouTubeでも配信しています。
動画で観たい方は、こちらでどうぞ。
そもそもポータブル電源ってなに?
ポータブル電源は、持ち運びできる電力供給するためのデバイスになります。
リチウムイオン電池を使用されていることが多く、 AC(交流)出力やDC(直流)出力を利用可能。
使い方としては、電子機器を充電・動作させることができます。
アウトドア・災害時・電源が限られている場所では大活躍で、別売りのソーラーパネルや車の充電器から充電することも可能です。
まずは購入する悩みの結論から
結論を言うと、ずばり「買うべき」です。
近年ではオール電化の住宅もかなり増えましたが、停電したりするとかなり困ることになります。
日本は地震や台風が多いため、停電するリスクも高いですよね。
趣味で使うだけだと高く感じますが、万が一の時を考えると家庭に一台はあってもいいのではないでしょうか?
さらに世界情勢などの影響で、電気代も高揚している現在。
ソーラーパネルがあれば自家発電することで、電気代を抑えることもできます。
趣味や災害時はもちろん日頃から使うことで、購入する価値は十分にあると思いませんか?
「PowerArQ」ってどこの国のメーカー?
ポータブル電源はいろいろなメーカーから販売されていますが、調べてみると海外のメーカーが多いんですよね。
しかしPowerArQは、国内メーカー。
「Smart Tap」というメーカーで、加島商事株式会社が運営しているようです。
製造元は中国みたいですが、日本で販売されているのでそれだけですごく安心ですよね。
ポータブル電源は海外製のモノが多いので、私はこれが最後の決め手でした。
「PowerArQ」のシリーズ比較
PowerArQ Max
容量 | 2150Wh |
出力 | 通常2000W(最大4800W) |
電池の種類 | リン酸鉄 |
重量 | 28.2kg |
カラー | 2色 コヨーテタン・オリーブドラブ |
PowerArQシリーズ中、最大容量・最大出力モデルです。
ドライヤーやホットプレートなどの高出力な家電でも、利用することが可能。
PowerArQ Pro
容量 | 1002Wh |
出力 | 通常1000W(最大2000W) |
電池の種類 | マンガン系 |
重量 | 10.2kg |
カラー | 3色 コヨーテタン・オリーブドラブ・レッド |
高出力に対応しているため、消費電力が高い機器や、できるだけ長時間の使用を求める方におすすめです。
PowerArQ Maxと比べると容量・出力共に劣りますが、電源がない場所でのDIYやワーケーションなど、十分に活躍してくれます。
PowerArQ S7
容量 | 716Wh |
出力 | 通常700W(最大1400W) |
電池の種類 | リン酸鉄 |
重量 | 9.5kg |
カラー | 2色 コヨーテタン・オリーブドラブ |
今回、私が購入したシリーズ初の700Wモデル。
キャンプや車中泊で使うのに、ちょうどいい容量・出力ではないでしょうか。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのため、充放電を3,000 回以上繰り返し利用することが可能。
ワイヤレス充電やLEDライトも実装されています。
PowerArQ
容量 | 626Wh |
出力 | 通常300W(最大500W) |
電池の種類 | マンガン系 |
重量 | 6kg |
カラー | 2色 コヨーテタン・オリーブドラブ |
中級クラス、PowerArQの最初期モデルです。
PowerArQ miniでは物足りないと思った方には、おすすめです。
PowerArQ2
容量 | 500Wh |
出力 | 通常300W(最大450W) |
電池の種類 | マンガン系 |
重量 | 6.2kg |
カラー | 6色 コヨーテタン・オリーブドラブ レッド・スノーホワイト ジェットブラック・チャコール |
ワイヤレス充電やLEDライトなどの機能を備えたモデルで、機能・容量・サイズのバランスが良いため、どれを買ったらいいか迷った場合はおすすめです。
PowerArQ 3
容量 | 555Wh |
出力 | 通常500W(最大1000W) |
電池の種類 | マンガン系 |
重量 | 7.9kg |
カラー | 4色 コヨーテタン・オリーブドラブ レッド・チャコール |
バッテリー交換システム搭載。
必要な容量を運んだり、寿命で使えなくなったら新品に交換することが可能なモデルです。
PowerArQ mini (346Wh)
容量 | 346Wh |
出力 | 通常200W(最大400W) |
電池の種類 | マンガン系 |
重量 | 3.5kg |
カラー | 3色 コヨーテタン・オリーブドラブ・レッド |
PowerArQ miniの初期モデルになります。
シリーズの中で一番小さい・軽い・安価なモデルです。
楽天では販売されていませんが、Amazonではまだ販売しているようです。
PowerArQ mini 2
容量 | 307Wh |
出力 | 通常300W(最大800W) |
電池の種類 | リン酸鉄 |
重量 | 4.7kg |
カラー | 3色 コヨーテタン・オリーブドラブ・レッド |
防災性能に特化したminiシリーズの後継モデル。
防災士監修の停電対策BOOKと、ライトにもなる簡易LEDランタン付き。
私が選んだポータブル電源「PowerArQ S7」のレビュー
外観
さまざまなポータブル電源の中でPowerArQを選んだ理由が、オシャレなこの外観。
他のポータブル電源はどこかハイテク感があって、個人的に見た目が好みではなく…
しかし、このPowerArQのポータブル電源は他とは違うスタイルで、なんともレトロな雰囲気。
アウトドア好きな人にはたまらないデザインではないですか?
バックにはLEDライトが付いていて、いざという時に役に立ちそう。
上は取手が収納できるようになっていて、物を置くこともできます。
ちなみに、ワイヤレス充電対応。
スペック
PowerArQはデザインだけでなく、機能性もいいんです。
- AC … 5口
- DC/シガーソケット … 1口
- DC/5.5mm … 2口
- USB Type-A … 2口
- USB Type-C … 2口
- ワイヤレス充電 … 1口
これだけ使えると、まず困ることがありません。
しかも全て前面に備えられているので、とても使いやすい。
電気製品 | 目安時間 |
---|---|
スマートフォン | 61回 |
電気毛布 | 12時間 |
扇風機 | 20時間 |
LEDライト | 203時間 |
小型炊飯器 | 2回 |
車載冷蔵庫 | 10時間 |
電気カーペット | 3時間 |
電気ポッド | 1回 |
私の場合はパソコンやスマホ、ケトルや扇風機に電気毛布を使おうと思っているので、余裕を持ってこの「PowerArQ S7」の716Whを選びました。
そしてこのモデルは、バッテリータイプがリン酸鉄リチウムイオンになります。
バッテリー寿命が、リン酸鉄以外の500〜1000回に対して、リン酸鉄になると3000回と長寿命。
熱ダメージを蓄積しにくく、安全性にも優れています。
PowerArQ S7のおすすめポイント
まず紹介したいのは、やはりこのおしゃれなデザインですね。
車中泊やキャンプはもちろん、家で使うにも邪魔にならない見た目。
置いていてもインテリアの一つとして、違和感がなく部屋に溶けこみます。
そして機能性も抜群です。
ソーラーパネルを購入すれば、太陽光発電が可能。
出力ポートも十分にあり、家での使用でも役に立ちます。
そしてリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが使われているため、長寿命。
充電速度が速いのもメリット。
家庭用コンセントで充電した場合、フル充電になるまで3〜4時間ほど。
ソーラーパネルで約6時間、シガーソケットは12V車の場合は約8~8.5時間、24V車の場合は約4~5時間となっています。
さらに、電気製品の使用時間。
容量が716Whあるため、一泊で使うには十分な容量です。
冬になると車中泊で電気毛布を使うことになると思いますが、50Wの電気毛布だと約12時間も使用可能。
他にスマホやパソコンの充電に使うにしても、一晩過ごすにはかなり余裕がある容量なので安心して使うことができます。
スマホの充電でいえば、上に置くだけでワイヤレス充電されるのでかなり便利です。
PowerArQ S7のデメリット
デメリットはほとんどないんですが、あえて言うなら本体の重量。
しかしこのデメリットについては、この容量のポータブル電源になると仕方ないことだと思います。
実際に使用してみて感じたデメリットは、これくらいでした。
実際に車中泊で使用してみた
車中泊デビューでしたが、早速使ってみました。
使った電気製品は、以下の通り。
- ダウンライト
- ファン
- パソコン
- スマホ
- ケトル
ファンは朝まで回していましたが、翌朝にバッテリー残量を確認すると、まだ60%も残っていました。
思った通り、容量は十分に足りているようです。
まとめ
今回は、ポータブル電源「PowerArQ S7」のご紹介をしました。
PowerArQのポータブル電源であれば、アウトドアでもお部屋でも雰囲気に馴染み、機能性としても実際に車中泊で使用してみてとても快適な時間を過ごすことができました。
かなり高い買い物になりますが、お家でも節電やコンセントのない場所での使用もできるので、メリットも多いです。
ポータブル電源の購入に悩んでいる方は、ぜひ取り入れてみてください。
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