これまで車中泊するために、いろいろなものを自作してきました。
仕事が休みになれば、DIYする日々の繰り返し。
それがついに、エブリイで車中泊デビューすることになりました。
今回の記事では、実際に車中泊をしてこれまでDIYしたモノを実用していきます。
結果的には、かなりの快適空間でとても過ごしやすい一晩を過ごせました。
車中泊に慣れた方からしたら、「そんなやり方じゃダメだろ」という意見もあるかもしれませんが、温かい目で見ていただけると嬉しいです。
YouTubeでも動画で配信しているので、よければこちらもご視聴ください。
車中泊の準備
今回、車中泊デビューということで、持っていく物リストを作ってみました。
ポータブル電源、ライト、シェーバー、ケトル、コーヒー一式、歯ブラシ、紙コップ、化粧水、汗拭きシート、紙コップ、ゴミ袋、一眼カメラ一式、パソコン、寝衣、タオル、水、ファン
あとは車に、カーテン・マット・寝袋・各種充電ケーブルを常に置いているので、持っていくモノはこんな感じです。
実際に一晩過ごしてみましたが、これだけで困ることはなかったです。
いよいよ初車中泊に向けて出発
仕事終わりに出発したので、夕方から荷物を積んで行きました。
夜に出かけるのが久しぶりだったので、車を走らせているだけでもワクワクします。
晩飯の調達
今回は簡単に、弁当で済ませることに。
車中泊場所から近い「サンパークあじす」に、寄り道します。
ただもう19時くらいだったので、弁当どころか惣菜まで売り切れ。
仕方ないので、コンビニで購入。
次回からは、真っ先に買いに行かなければなりませんね。
車中泊する場所に到着
車中泊デビューの地として選んだのが、地元から近い「道の駅 きららあじす」
営業時間内に行けば、地元産の野菜や魚介を買うことができて飲食店もあります。
有名なのが、かぼちゃのソフトクリーム。
すごく美味しいんですが、今回は営業時間外だったので食べれず…
立ち寄る機会があれば、ぜひ食べてみてください。
着いたのが、夜の9時くらい。
他にも車中泊をしている方が、チラホラいました。
初めての車中泊スタート
いよいよ車中泊の開始です。
やっとこれまでDIYしてきたモノが、役にたつ時がきました。
まずは暑いので自作の網戸をセットして、マグネット式カーテンをセットしていきます。
マグネット式カーテンは、普段はコンパクトに収納できて、セットも簡単なのでおすすめです。
そして購入したばかりのポータブル電源で、天井のダウンライトを点灯して、ファンを回します。
自分でつくった車内ですが、かなりいい雰囲気と自画自賛。
準備ができたら、ビールで乾杯。
初めての車中泊なので、今回はノンアルコールビールで我慢しました。
そしてコンビニで買った弁当とおつまみを、自作の折りたたみテーブルに並べて、食べながら至福の時間を味わいます。
食事のあとは、車中泊のために買ったケトルでコーヒーを淹れます。
この電気ケトルはコンパクトですが、消費電力が300Wなのでポータブル電源でお湯を沸かせます。
車中泊でも簡単に使えるので、おすすめです。
ホッとひと息。
寝るまでちょっと時間があるので、コーヒー片手に編集作業しました。
道の駅周辺は道路がありますが、交通量も少なく静かな環境です。
ただ停泊していた大型トラックが、エンジンをかけて過ごしていたので、気になる場合は離れた位置に車を停めた方が良さそうです。
駐車場も、トラックと一般車両が分けられていました。
のんびり編集していたら、深夜の1:00に。
寝る準備をしていきます。
常備しているマットレスを敷きます。
自作した床張りが約1800mmあるので、マットレスを普通に敷くことができます。
マットレスを敷いたら、寝袋をセットしていつでも就寝OK。
道の駅の手洗い場をお借りして歯磨き後に、寝床につきました。
DIYでつくった床下収納・棚・テーブル・ダウンライト、全てが大活躍。
実用してみて、なかなか快適な空間でした。
翌朝、6時に起床。
海から近いためか、強風で車が揺れて起こされました。
天気は曇りでしたが、初車中泊で朝を迎え清々しい気分です。
ケトルで湯を沸かして、コーヒーを飲んでゆっくりタイム。
あとは帰るだけですが、通勤ラッシュに巻き込まれたくなかったので、のんびり過ごします。
身支度をしたら、後片付け。
歯磨きをするため道の駅の手洗い場に行ったら、車中泊している親子に遭遇しました。
私が子供の頃はテントでキャンプをしたことはあっても、車中泊は考えたこともなかったので、ちょっと意外でした。
通勤時間を避けて出発したので、道路は空いています。
これで、初めての車中泊は終わりです。
車中泊してみた感想
良かった点
最初はカーテンをしていても周囲が気になって落ち着かないかなと思っていたんですが、かなり快適に過ごせました。
なにより、ポータブル電源を導入したのは大正解。
5月中旬といえど車内はちょっと暑く、朝までずっとポータブル電源につないだファンを回していました。
ポータブル電源の容量が716Whですが、そんな使い方をしても翌朝にバッテリー残量を確認すると60%も残っていたので、もう一晩使えるほど。
棚も何ヶ所か設置したので、荷物を上手く片付けることもできました。
悪かった点
悪かった点は、3つです。
一番困ったのが、枕がなかったこと。
マットレスや寝袋で寝心地は良かったんですが、枕がないことでなかなか寝つけず…
次回からは、枕も積んでおきます。
そして、大きい荷物の置き場がないこと。
エブリイの車内が広いとはいえ、その中で生活すると、なかなか狭いです。
大きい荷物は助手席を倒して置いていましたが、もう少し置きやすくする改善が必要ですね。
それとバックドアから出入りするのに履き物がないので、バックドア出入り専用を用意しておいた方がよかったです。
やはり実際に体験してみないと分からないこともありましたが、DIYのネタができたのでまた製作したら配信していきます。
まとめ
今回は、初めての車中泊の様子をお話してきました。
慣れた方からしたら大した内容ではないですが、これから車中泊をしようと思っている方に何か伝われば嬉しいです。
一緒に車中泊を楽しんでいきましょう。
それでは皆さま、ご安全に。
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