私はエブリイバンDA17Vに乗っているんですが、サイドステップは飾りっ気がなくて、ちょっと寂しい…
そんな状態がこちら。
ステップマットが販売されていたり、自作で取り付けたりといろいろありますが、私は木材でパネルを作ることにしました。
木材でつくると車内の雰囲気も激変するので、ぜひ参考にしてみてください。
型取りできれば、簡単に安く作れます。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをどうぞ。
それでは、作り方をご紹介していきます。
材料
材料は、「カフェ板」を使っていきます。
サイドステップの長さを測ってみると前側が約300mm、後側が1000mmくらい。
私は前側は余っていた端材でつくり、後側用に長さ1000mmのカフェ板を2つ購入しました。
前後用に買っても、1000mmのカフェ板が3枚あれば足りますね。
3枚買っても約2000円なので、激安です。
後側ステップパネルの作り方
型取り
まずは型取り。
どう型を取るか考えた結果、マスキングテープを使うことにしました。
まずは後側から。
マスキングテープをステップ全体に貼り付けていきます。
幅が広いマスキングテープを使うとラクです。
全体に貼ったら、マジックでフチを書いていきます。
シートベルトやボルト頭があって干渉しないように加工する必要があるので、それらの位置も書き写します。
次に、前側の型取り。
前側はボルトなどの突起物がないので、簡単に型取りできました。
書き写したマスキングテープをはがして、カフェ板の上に貼り付け、マジックで書いたラインを鉛筆でなぞっていきます。
そしたら筆圧でカフェ板にラインの跡が残るので、分かりやすいように書きなぞるだけ。
けっこう簡単ですよね。
カット
型取りしたラインを、カットしていきます。
曲線はジグソーを使いますが、直線部分は丸ノコでカット。
もちろん、ジグソーでカットしてもOKです。
そして曲線部分を、ジグソーでカットします。
加工
後側ステップにはシートベルトとボルトの頭があるので、干渉しないように加工していきます。
シートベルト部分を切り欠くので、ジグソーで切り欠き部分に切り込みをいれます。
切り込みをいれたら、ノミを使って仕上げます。
ボルトの頭部分は「ボアビット」を使って、頭が隠れる深さまで掘ります。
シートベルトを固定しているボルト部分は、ノミで掘りました。
仮合わせ & 調整
カットと加工がすんでカタチになったら、実際に仮合わせです。
しかし、ここで問題発生。
後側ステップはどう入れようとしても周囲に当たり、設置することができません…
仕方ないので、2分割にして設置することにしました。
これなら、難なく設置可能。
設置できたら、調整が必要な箇所に印をつけて、ジグソーで調整していきます。
一回で合わせられないので、何度か繰り返して調整。
根気のいる作業ですが、頑張ります。
何度か調整を繰り返して、キレイに設置することができました。
ドアの開閉も問題ないので、バッチリです。
前側ステップも微調整をしたら、パネルの完成です。
面取り・研磨
トリマーにボーズ面ビットをセットして、各パーツを面取りしていきます。
後側ステップの分割した部分は、面取りしない方が見栄えがいいので、軽く角をおとす程度に面取りします。
続いて、サンダーを使って研磨して仕上げます。
塗装
雨が降った時にドアをあけると濡れてしまうので、塗装していきます。
塗装といっても、色はつけたくなく木目も残したいので、オイル塗装にします。
私は「蜜ろうワックス」を使いますが、効果を長続きさせたい方はステイン塗料を選ぶのが無難です。
蜜ろうワックスを全体に塗って、拭きあげたら完成です。
設置
ステップ部分に、両面テープでパネルを貼り付けていきます。
後側は鉄板なので、そのまま貼ると剥がす時に大変なことになりそうだったので、マスキングテープの上に貼り付け。
前側は直に両面テープを貼って、パネルを固定しました。
完成
自作ステップパネルを、設置した状態です。
まあまあの出来ではないでしょうか。
これでまたエブリイに「木」のパーツが追加されました。
無垢の木でカスタムしていくと、無機質だった車内の雰囲気も変わるのでおすすめです。
まとめ
今回は飾り気のなかったサイドステップを、DIYでパネルを設置する模様を紹介しました。
マットを買って貼り付けるのもいいですが、このようにDIYでパネルを製作してオシャレにしてみてはいかがですか?
作り方もわりと簡単なので、おすすめのDIYです。
それでは皆さま、ご安全に。
コメント